恵比寿ガーデンプレイス(東京都渋谷区恵比寿4丁目)は10月6日、JR山手線に面した区画に新しい飲食区画「BRICK END」をオープン。JR山手線に面した区画に隠れ家風の飲食区画を設け、深夜までお酒が楽しめる大人のコミニュケーションスペースとして、恵比寿ガーデンプレイスでの新しい楽しみ方"スタンド横丁"を提案する。

"スタンド横丁"「BRICK END」が恵比寿ガーデンプレイスに誕生

同施設は「恵比寿。あなたは、大人の街になれ。」のブランドメッセージのもと、2014年の開業20周年以降、リニューアルプロジェクトを展開。2015年にはグラススクエアを改装するなど、新しい「恵比寿ガーデンプレイス」のプロジェクトを進めている。

今回誕生するBRICK ENDは、アパレルブランドとのカフェをはじめ、オーストラリアのレストラン「bills」、チョコレートショップ「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」、台湾のかき氷店「ICEMONSTER」、ニューヨークのペイストリー「DOMINIQUE ANSEL BAKERY」、モダンギリシャ料理店「THEAPOLLO」など、数多くの海外ブランドを日本にオープンし飲食店約60 店舗を運営している「トランジットジェネラルオフィス」との共同プロデュースとなる。

BRICK ENDは、ビール工場時代のレンガのイメージを引き継ぐ恵比寿ガーデンプレイスを"BRICK"と表現し、恵比寿ガーデンプレイスの端にある場所という立地を"END"として表現。また、一日の最後の一杯を飲みに来てほしいという思いも"END"に込められている。施設全体は、"大人の社交場(Bar)"がコンセプト。普通の酒場に飽きた個性の強い店を探す20代~30代の男女をメインのターゲットに想定し、恵比寿ガーデンプレイスの夜の利用時間帯拡大を目指す。

BRICK ENDの最大の特徴は、JR山手線沿いに面した長さ約50mの建物に全く異なるジャンルの個性的な5店が軒を連ね、深夜までお酒を楽しめるにぎやかな"横丁"であること。アーチ型の大きな窓から電車を見下ろしながら、お酒と食事が楽しめる都内でも稀有な立地を生かして、テラスにも人があふれるユニークで新しいスタンド横丁を目指している。あえてジャンルが全く異なった業態を集積させることで、"昔ながらの横丁"に"新しい時代"を融合させた"スタンド横丁"を提案する。

CURRY&BAR「AALAAP LENE WAALA(アーラープ レーネー ワーラー)」

CURRY&BARの「AALAAP LENE WAALA(アーラープ レーネー ワーラー)」では、香り立つスパイスや骨組みとなるじっくり煮込んだフォン(出汁)、その両方を合わせ持つ印欧風カレーをスタンド形式で気軽に楽しめる。ディナーやバータイムには、スパイス料理のデリも展開する。店舗面積は10.32坪、営業時間は11:30~23:00、想定客単価は1,000~3,000円。

ハンバーガーショップ「THE GREAT BURGER STAND」

2007年に原宿でオープンしたハンバーガーショップ「THE GREAT BURGER STAND」も、スタンドスタイルでというニューコンセプトショップで出店。おすすめメニューはベーコンチーズバーガーとのこと。仙台産の牡蠣も取り扱うため、オイスターバーとしても利用できる。店舗面積は10.05坪、営業時間は11:30~23:00、想定客単価は1,000~2,000円。

居酒屋「賛否両論KAKUUCHI」

"日本料理をもっと身近に、もっと楽しく"をモットーに日本料理店を展開する恵比寿賛否両論の姉妹店として、「賛否両論KAKUUCHI」も登場。笠原将弘店主が創り出す季節感と創意あふれる和食の世界をカジュアルな雰囲気の中で気軽に楽しめる。店舗面積は10.05坪、営業時間は17:00~23:00、想定客単価は2,000~3,000円。

BAR「MUSIC BAR berkana」

「MUSIC BAR berkana」は、JAZZやCITY POPを中心にさまざまなレコードを聞きながらクラフト感あふれるお酒類を楽しめるBAR。JR山手線を見下ろせる窓際に延びる約11mのバーカウンターを備えている。"berkana"の語源は古代ルーン文字で"再生と成長"を暗示する言葉で、その言葉通り、常に古きを学び新たなスタイルに成長するBARとして展開する。店舗面積は14.92坪、営業時間は17:00~26:00、想定客単価は3,000円。そのほか、スナック(店名未定、店舗面積は10.05坪、営業時間は17:00~24:00、想定客単価は4,000~6,000円)も予定している。

スナック(店名未定)も登場