9月17日にテレビ朝日系で放送されるドラマスペシャル『瀬戸内少年野球団』(21:00~)のお披露目会見が8日、東京・六本木の同局で行われ、武井咲、三浦貴大が出席した。

ドラマスペシャル『瀬戸内少年野球団』のお披露目会見に出席した三浦貴大、武井咲(左から)

同作は、作詞家・阿久悠の自伝的小説『瀬戸内少年野球団』のドラマ化作品。1984年には夏目雅子主演で映画化されて話題を集めたが、映画化から32年が経過した今年、夏目が演じた駒子先生を武井咲が熱演している。また、夫役は三浦貴大が務め、2人は同ドラマで初共演となる。

武井は「ちょうど5月頃に撮影していて、やっと私も仕上がりを見させてもらいました。皆さんに早くお見せしたいと自信を持っている作品です」と自信を見せ、同じ役柄を演じた夏目について「もちろん映画を拝見させてもらいました。そこにいる夏目さんがとても美しくて、その中でも強い印象を受けました。ですから、どうしたらこの時代にしっかりと生きて底抜けに明るい凛とした女性を演じられるか悩んだところでもありましたが、夏目さんに近づこうというよりは、今の時代にリメイクする意味だとか、この作品を100%どうやって伝えばいいのか集中して演じさせてもらいました」と話していた。

会見後半には武井扮した駒子先生が率いる江坂タイガースの面々も登場。「ビックリした~! うれしいです」と久しぶりの再会を喜んだ武井だが、足柄竜太役の坂田湧唯くんから手紙を読まれて思わず涙する場面も。「本当に可愛くて可愛くて仕方なく、子どもたちの素直さに胸が打たれました。初めての先生役でどういう風に存在すればいいのか悩みましたが、その悩みも一瞬で吹き飛ばしてくれて、みんなのパワーのお陰でどんな撮影でも乗り越えられました」と子どもたちに感謝していた。