女優・大島優子が29日、映画『真田十勇士』(9月22日公開)のレッドカーペットセレモニーに、中村勘九郎、松坂桃李、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、加藤雅也、堤幸彦監督とともに登場した。

左から大島優子、中村勘九郎、松坂桃李

原作は、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台。同作の演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンを取りマキノノゾミ氏が脚本を執筆し、歴史を変える大うそで実は"腰抜け"な真田幸村(加藤雅也)を天下一に仕立て上げる猿飛佐助(勘九郎)の計画を描く。勘九郎のほか、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役の松坂桃李、2人の幼なじみのくノ一・火垂役の大島優子も出演する。

男性だらけの現場に、大島は「みんな部活みたいなんですよね。本当に仲よくてワイワイしてたんだろうなと思うので、私はちょっと寂しいです」と撮影現場の様子を語った。十勇士の中でも「五勇士くらいしか一緒に撮影していない」という大島は、13名の男性に囲まれ「圧も感じるし、暑い。男の方達に囲まれてるから」と、熱気にあてられた様子。

勘九郎は「撮影が過酷だったので、一致団結せざるをえない」と説明し、現場での話題については「まあ、下ネタですね」と暴露した。勘九郎は「男がこれだけ揃ってればね……」と苦笑しつつ、寒い現場の中で早口言葉も流行っていたことを明かした。

また松坂は「馬と並走した」撮影を過酷な思い出としてピックアップ。松坂が「馬より先に走って、馬が追いついてきて同じくらいのところを使うから、と言われて、足がパンパンになりましたね」と苦労を語ると、勘九郎も「平らな道じゃないんですよ。草がボーボーのところを走るので、結構リアルにこけてる人たちがいましたね」と、しみじみと振り返っていた。