JALは9月1日からの機内食で、資生堂パーラーと共同開発した「資生堂パーラー for Resort」や、AIRシリーズ第21弾となる「AIR吉野家」を提供。さらに子供向け機内食として、"フレンチの鉄人"としても知られる須賀洋介シェフが監修する「BEDD(ベッド) for Kids」の提供を開始する。

須賀洋介シェフが監修した子供用機内食「BEDD(ベッド) for Kids」 (c)2016 Hachette Livre

JALは現在、欧米線/豪州線/東南アジア線で"空の上のレストラン"をコンセプトに、「スカイオーベルジュ BEDD by JAL」という、 従来の機内食の枠を超えた最上の機内食を展開している。「BEDD for Kids」は2016年4月29日より、東京発ファーストクラス・ビジネスクラスの子どものために、スターシェフたちが考案した新チャイルドミールとなっている。

第1弾は日本発便ファーストクラスの和食を監修する山本征治シェフによるメニューで、オードブルからメインディッシュまでお菓子の詰め合わせをイメージし、子どもが食べる楽しみを感じられるように工夫された、見た目もかわいい機内食が提供されている。それに続く第2弾として登場するのが、須賀洋介シェフのメニューで"フレンチの鉄人"らしく、フランスをテーマにしたメニューとなっている。

第1弾は山本征治シェフが監修

シュークリームとプディングに見える一品は、実はアミューズであり、見た目から子どもたちに喜んでもらえるように工夫している。また、キャンディーに見立てて包まれたサンドイッチは、子どもが食べやすいよう、小さめサイズで作成。メインディッシュにはクリームコロッケとハンバーグ、そしてオムライスと、子どもたちが大好きなメニューを盛り合わせている。

デザートのチョコレートムースの上には、フランスの人気絵本のキャラクター「リサとガスパール」のリサを描いたクッキーが載っている。また、リサとガスパールがデザインされたペーパーナプキンは、そのままお土産として持ち帰ることができる。

須賀洋介シェフ監修のデザートは、リサを描いたチョコレートムース (c)2016 Hachette Livre

それぞれのメニューは子供用であることを考えて、大きさや食材を調整したほか、一緒に食べる親も楽しんで食べてもらえるよう、大人も食べたくなるメニューを目指して開発された。同シリーズでは今後、料理プロデューサーの狐野扶実子さんや、創作料理店「山田チカラ」のオーナーシェフである山田チカラ氏が監修する機内食も控えており、2017年5月31日まで展開する。

なお2016年9月からは、資生堂パーラーと共同開発した「資生堂パーラー for Resort」や、AIRシリーズ第21弾となる「AIR吉野家」も登場する。「資生堂パーラー for Resort」は、成田/中部/関西発ホノルル行きのプレミアムエコノミーとエコノミークラスにて、1食目の食事として提供(羽田発は朝食メニューのため対象外)。提供期間は9月1日~2017年8月31日の1年間で、3カ月に1度、メニューが入れ替わる。

資生堂パーラーと共同開発した「資生堂パーラー for Resort」

一方の「AIR吉野家」はご飯と牛肉を分けて提供するため、牛肉をご飯に載せて食べるほか、ご飯と牛肉を別々に食べる"牛皿"として食べることも可能。また、吉野家特製の「七味と紅しょうが」と「だし醤油入り玉子」もセットになっている。だし醤油入り玉子は牛丼との相性もよく、一層まろやかな味わいになる。また、ご飯にかけて玉子かけご飯として食べるのもできる。

AIRシリーズ第21弾となる「AIR吉野家」

「AIR吉野家」は、成田発シカゴ/ダラス・フォートワース/ボストン/ニューヨーク/ロサンゼルス/サンディエゴ/バンクーバー/フランクフルト/ヘルシンキ/パリ/シドニー行きと、羽田発サンフランシスコ(10月30日より)/ロンドン/パリ行きと、関西発ロサンゼルス行きの、プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスにて到着前の2食目の食事として提供する。