DCコミックスの悪役が集結するアンチ・ヒーロー大作『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)のサントラ入り特別映像が17日、公開された。

映画『スーサイド・スクワッド』場面写真

本作は、バットマンやスーパーマンらヒーローによって投獄された最凶の悪党たちによるクレイジーでポップなアクションエンターテイメント。彼らの大暴れをクールに演出しているのが、世界的なアーティストたちが手掛けた音楽だ。

参加したのは、2015年にリリースした最新作『Blurryface』で初の全米1位を獲得したオハイオ州出身のロックバンド、トゥエンティ・ワン・パイロッツ。加えて、28歳ながら総資産25億円ともうわさされるEDMプロデューサーのスクリレックス、そしてそんな彼とコラボレーションを果たすことになった"ギャングスタ・ラッパー"のリック・ロスといった顔ぶれも見られる。

公開された映像は、トゥエンティ・ワン・パイロッツの新曲「ヒーサンズ」の軽やかながらも落ち着いた曲調と共に、悪党たちが酒を酌み交わす場面からスタート。乾杯で重なるグラスの音と曲のテンポもピタリと合っており、伝説の暗殺者・デッドショット(ウィル・スミス)の「俺たちは悪党だ」という悪者たるセリフも、曲と相まって意味深に響いている。

中盤からは、スクリレックスとリック・ロスのタッグによる楽曲「パープル・ランボルギーニ」に合わさった悪党たちのアクションが。"恋愛依存症ガール"ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)が、アップテンポな曲に乗って豪快なフルスイングを披露する一方、冷酷な女サムライ・カタナ(福原かれん)は冷静な刀さばきで敵を切り捨てていく。そしてラストは、ハーレイがセクシーなヒップをフリフリさせながら立ち去る姿で締めくくられている。

デヴィッド・エアー監督は、「魅力的な音楽と映画が組み合わさることによって、映画そのものを別のレベルに上げてくれた。そんな魔法が起こっている」と猛烈にアピール。「音楽好きな人もがっかりさせないように曲を選んでいる」と選曲にも自信を見せている。

さらに、ライブ配信サービス・LINE LIVEにて、きょう17日21時より『真夏のヒーロー&ヴィランフェス2016! DC大特集!』の配信が決定。アメコミが大好きなNONSTYLE・井上裕介、ピース・綾部祐二、"和製ハ―レクイン"ことダレノガレ明美をゲストに迎え、DC作品の魅力に迫る。


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