タレントのIMALUが、8日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル』(19:00~21:48)に"しくじり先生"として出演。父であるお笑い芸人・明石家さんまからもらったアドバイスを明かした。

明石家さんま(左)と娘のIMALU

父に明石家さんま、母に大竹しのぶを持つ2世タレントのIMALUは、「親の七光りを1年で使い切っちゃった先生」として登場。親の七光りを使ってモデルや歌手、女優などに挑戦するも結果が出せずに苦しんだ過去を打ち明け、反省を生かしてのその後の芸能活動について語った。

IMALUは高校時代にカナダの学校へと留学。卒業後に母である大竹から進路について聞かれて「MTVでランキングを紹介する人になりたい」と答えたところ、大竹が動き、2009年春の芸能界デビューへととんとん拍子に進んだという。

そして、デビューについて父・さんまに自分の口から報告した方がいいという大竹の助言から、メディアに登場する前日にさんまに報告。すると、さんまは「一生懸命頑張ってきている人の中にお前は親の名前で入るわけやから人の倍は努力せなあかんで」とアドバイスしたという。出演者から「へー!」「すごい」と感嘆の声が上がり、平成ノブシコブシの吉村崇も「あんなにいつもふざけているのにこんなこと言えるんですね」と驚いた。

IMALUは「これが人生初の父からのアドバイス」と振り返り、それ以外は仕事に関していまだに何も言われたことがないと説明。「私が笑いをとってないと嫌みたいで、恥ずかしくなるみたいで、見ないようにしていると聞いたことがある」と言うと、関根勤も「見てないと言っていた。見るといろいろアドバイスしたくなっちゃうからって言ってた」と明かした。

IMALUはまた、「コネで出ているくせにすべてが中途半端だった」と過去の自分を反省。「コネだけで生きていけるほど仕事は甘くないし世の中は甘くない」と言い、「『人一倍努力しろ』という言葉を胸に頑張っていこうと思います」と決意を示した。さらに、「生きているだけで丸儲け」というさんまの座右の銘からつけられた"いまる"という自身の名前について「この言葉を誇りを持って言えるように仕事を頑張っていきたい」と語った。