お笑い芸人の永野が16日、東京・台場のフジテレビ本社屋・周辺エリアで開幕した夏イベント「お台場みんなの夢大陸2016」(8月31日まで)のオープニングセレモニーに登場。同局の亀山千広社長にひんしゅくを買っていたが、無事に同イベントのナビゲーターとして認められた。

「お台場みんなの夢大陸2016」オープニングセレモニーに登場した永野

永野は、渡辺直美、りゅうちぇるとともに、同イベントのナビゲーターに就任することになっていたが、6月20日の制作発表で、亀山社長の前で「♪お台場より 普通に 汐留が好っき~」と、日本テレビを賛美してしまい、亀山社長から「もう一度ナビゲーターを検討するように」と言われてしまった。

この日のオープニングセレモニーでも、亀山社長は「永野さんはほっといて良いと、主催者は思っています」とジャブ。しかし、永野はそれにもめげず、最高潮のテンションでステージに登場し、ナビゲーターとして認めてもらうべく、オリジナルパフォーマンス「お台場みんなの夢大陸応援大会」を披露することになった。

その内容は、永野が「夢大陸そのものになります」と擬人化。観客に「夢大陸! 夢大陸!」とコールしてもらい、そのリズムの乗って永野扮する夢大陸が踊り出すが、途中で倒れてしまうため、観客が「夢大陸がんばれー!」と応援するというもの。そうすると再び立ち上がり、コールが始まり、倒れて…という流れを、永野が疲れるまで繰り返すというものだ。

「お台場みんなの夢大陸応援大会」を披露する永野と巻き込まれる人たち

顔をしかめる亀山社長をよそに、永野はこの茶番を、りゅうちぇるを巻き込んで強行。立ち会ったアンタッチャブルの山崎弘也が「人生において何の時間だったのか分からない」と酷評するほどだったが、それなりに盛り上がり、共催の斎藤真人東京都港湾局長が意外にも乗ったため、亀山社長は「港湾局長が喜んでいただければ、僕としては満足です」と、永野のナビゲーター就任が容認された。

そして、開幕宣言。ナビゲーターではないものの、「ナビゲーターのナビゲーターとして来ました」という山崎が「開幕~する~!!」と叫び、イベントがスタートした。