アニメーション史上、全米歴代No.1のオープニング記録を塗り替える大ヒットスタートを切ったディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の映画冒頭の"ベビー・ドリー"初登場シーンが21日、公開された。

"ベビー・ドリー"初登場シーン公開

日本でのディズニー/ピクサー歴代興収1位を記録した『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる物語。6月17日に公開を迎えた全米では、メディアから「ピクサーの最高傑作!誰もが楽しめるピクサーの名作が誕生」と絶賛の声が上がっている。

大ヒットスタートを切った要因は、前作『ファインディング・ニモ』『WALL・E/ウォーリー』で2度のオスカーに輝いたアンドリュー・スタントン監督によるドラマティックな物語や、魅力的な新キャラクターなどが挙げられるが、本作では、ドリーの赤ちゃん時代のキャラクター"ベビー・ドリー"が初登場する。

前作で、一人ぼっちだったドリーは「すぐ忘れちゃうの…家族はどこ?」と、なぜか物忘れが激しかったり、なぜかクジラ語が話せたり、なぜか人間の言葉が読めたりと、謎めいたキャラクターだった。本作では、その忘れんぼうのドリーが唯一忘れられなかった"家族の思い出"とその秘密を求めて、"人間の世界"で大冒険を繰り広げるが、ドリーの過去の秘密が明かされていく中で重要なカギを握るのがベビー・ドリーだ。

幼い舌ったらずなしゃべり方、大きなくりくりの目、小さなヒレを頑張って動かして泳ぐ姿がキュートなベビー・ドリー。映像では「あたしね、何でもすぐに忘れちゃうの」と幼いころから忘れん坊であることがうかがえる。また、両親が友達のふりをしてかくれんぼをしながらドリーに友達の作り方を教える様子が収められている。幼いドリーは「かくれんぼ大好き!」とはしゃぎながらも、「いーち、に、さーん、えーっと…。しー、えーっと……砂って好き!ぺたぺたしてて」とかくれんぼをしていたことも忘れてしまう。

アンドリュー・スタントン監督は、「日本の皆さんはきっと“ベビー・ドリー”を気に入ってくれると思う!」とその可愛すぎる姿に自信たっぷり。実は日本が世界で唯一、劇場限定予告篇で登場しており、早くもネット上では「泣けるほど可愛い」「可愛すぎて変な声が出た」「ぬいぐるみ絶対買う!」といった声が続々と上がっている。


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