名古屋鉄道は2010年から進めている知立駅付近連続立体交差事業の一環で、4月23日始発から名古屋本線の下り線(名古屋方面行)と知立駅4・5番線ホームを仮線に切り替える。

名古屋本線知立駅付近の現在線と仮線の様子

4月23日以降使用する4・5番線仮ホーム

知立駅付近連続立体交差事業は、名古屋本線約1.6km、三河線豊田方約1.9km、三河線碧南方約1.5km、計約5.0kmの区間を高架化する事業。愛知県が事業主体となって工事を進めており、完成すれば10カ所の踏切が廃止される。

仮線切替え工事は4月22日終列車から23日始発までの間に行うが、悪天候の場合は23日または29日に延期する。今回の仮線切替えに合わせ、北改札口と4・5番線ホームを結ぶ地下道は閉鎖され、代わりに乗換跨線橋を利用することになる。今後も引き続きホーム改修工事などを行い、事業完了をめざす。