俳優の坂上忍が、3D映画『アングリーバード』(10月1日公開)の日本語吹き替え版で、怒りん坊の主人公・レッドの声を演じることがこのほど、明らかになった。坂上がハリウッドアニメ作品の声優を務めるのは、今回が初となる。

怒りん坊の主人公・レッドの吹き替え声優を務める坂上忍

本作は、全世界で30億ダウンロードされた人気ゲーム『アングリーバード』の初の映画化作品。ゲームから飛び出した怒りん坊のレッド、お調子者のチャック、ビビりのボムの3匹が、いじわるなピッグたちに盗まれた大切な"たまご"を取り返すために大冒険を繰り広げる。

レッドの吹き替え声優に決定した坂上は「子役の頃に『大草原の小さな家』でアフレコをやっていたので、すごく懐かしい感じがします。声のお仕事は大好きなので、楽しみながら頑張らせていただきます!」と気合十分。レッドの第一印象については「怒りっぽいのに、どこか憎めない。3頭身で歩く姿と、あのまゆ毛が、一度見たら忘れられない!」と語る。

また、「僕もよく怒っています。まゆ毛もしっかりしている。っていうか、なにげに顔も似ているかも!」とコメント。「普通に疑問を持ち、自分の意見を言い、結果的に怒っているように映るのかも…。でも、なかなか本音が言いづらい今だからこそ、逆に怒るパワーを持つことは大切だと思います」と自身の性格を分析する。

なお、今回の起用は、映画配給会社が「怒りん坊の鳥を演じられるのは、日本一の怒りん坊=坂上忍さんしかいない!」とオファー。坂上が快諾し、"怒りん坊"共演が実現した。

左からチャック、レッド、ボム