JR四国は予讃線で運行開始予定の特急形電車8000系「アンパンマン列車」の車内デザインを公表した。従来の「アンパンマン列車」に設けている「アンパンマンシート」を引き続き採用するなど、車内装飾にもアンパンマンのキャラクターをふんだんに取り入れる。

1号車「アンパンマンシート」イメージ

1号車デッキイメージ

8000系「アンパンマン列車」は8両編成で、ダイヤ改正が行われる3月26日から、おもに特急「しおかぜ」「いしづち」として岡山・高松~松山間を運行する予定。1号車には、虹の5色のストライプ柄にキャラクターを描いた「アンパンマンシート」が設置されるほか、カーテンや天井の装飾など車内全体でアンパンマンの世界を表現する。客席のテーブルを開くとミニ運転台が現れる楽しいしかけも取り入れた。

1号車デッキは空をイメージした明るいデザインとし、記念撮影用のウェルカムエンブレムを掲出。洗面台はピンクの夕空をテーマとしたかわいい空間、トイレは木陰をイメージさせる緑でまとめたさわやかな空間となる。2~8号車は定期の特急列車として違和感のないレベルの演出とし、アンパンマンのキャラクターと虹を散りばめた外装デザインと同様のイラストを天井部分に掲出するにとどめるという。