歌手の近藤真彦が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、囲み取材に応じた。

デビュー35周年を迎え、19年ぶりの紅白で白組のトリを飾る近藤。1981年の初出場時以来となる「ギンギラギンにさりげなく」を歌唱する。リハーサルが短時間で終わったことについて聞かれると、「35年も歌っている曲だから平気」と余裕をうかがわせ、紅白復帰の心境を「"帰ってきた"感がある」と表現した。

さらにトリを務めることについては「歌手冥利に尽きる」と感慨深げ。衣装は楽曲に合わせて"金色"プランもあったが、「ちょっと避けました。白組の最後なので」と白ベースのものを採用したという。また、赤組のトリで登場する松田聖子に関しては、10年以上は会っていないと言い、「ほぼほぼ同期。対決というよりも久々に会うのが楽しみ」と再会の時を心待ちにしていた。

ちなみに今年を漢字一文字で表すと"人"。「35年間の中でいろいろな人の支えがあったことを再認識。あと、今年は人との出会いが一番多かった」とこれまでの芸能生活を振り返っていた。

今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」で、紅白合わせて52組が出場。総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサー、紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦が担当する。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組36勝。