ネクストはこのほど、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」内の住宅トレンドニュースサイト「HOME'S PRESS(ホームズプレス)」にて、JR山手線の駅に関する調査を発表した。同調査は、事前調査で「週に3回以上山手線を利用している」と回答した420人を対象にインターネットにて行われた。調査実施期間は10月29日~11月3日。

最も使いやすい山手線の駅は?

JR山手線の全29駅について調査したところ、「使いやすい駅」のランキングでは、新宿駅が2位の東京駅(54票)の約2倍の100票を得て1位(23.8%)となった。新宿駅は乗り入れ路線が多く、時に「ダンジョン」とも表現されるが、「意外と駅のつくりはコンパクト」「標識が多く迷いにくい」など、利用者に配慮した設計を評価する声が寄せられた。

2位となったのは「東京」(12.9%)で、「通路が広い。構造が迷路のように込み入っていない。出口やトイレの案内説明がわかりやすい」といった駅構内の分かりやすさが魅力的とする声が上がった。外国人や遠方からの利用客を受け入れてきたことで、初心者や荷物が多い人もスムーズに利用できるような駅全体のつくりが評価された。また、「現在東海、中央、東北のすべての在来線が使えること」など、移動の発着駅として利用されている面からも評価が高い結果になった。

3位には「池袋」(8.8%)がランクイン。「大きい家電量販店もあるし、だいたい何でもそろうから」「駅構内や周辺に店も多く、ショッピングを楽しめる」など、日用品から家電まで幅広いものが手軽くそろう周辺環境を挙げるコメントが寄せられた。「子どもの頃から利用しているから」「馴染みがある」など、身近にある使い慣れた駅として支持する人も多かった。

なお、同ランキングの上位5位までの結果は以下の通り。

「JR山手線 最も使いやすい駅」ランキング(単一回答)
1位)「新宿」(23.8%)
2位)「東京」(12.9%)
3位)「池袋」(8.8%)
4位)「渋谷」(6.7%)
5位)「品川」(5.5%)

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