タレントのタモリと笑福亭鶴瓶、俳優の堺雅人が13日、東京・渋谷区のNHK放送センターで行われた、特番番組『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル』の取材会に出席した。

NHK総合の正月特番『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル』に出演する笑福亭鶴瓶、タモリ、堺雅人(左から)

同番組は、『ブラタモリ』に出演するタモリと、『鶴瓶の家族に乾杯』に出演する鶴瓶がタッグを組んだ正月特番。来年スタートの大河ドラマ『真田丸』で主演を務める堺とともに、真田家の本拠地・長野県上田市を2人が訪れる内容で、番組は1月2日19時30分からNHK総合で放送する。

2人との旅を終えた堺は、「本当に面白かったですよ。素晴らしい旅になった。『真田丸』ゆかりの地すべてを、おふたりと一緒に歩きたい」と大満足の表情。続けて、「僕は歴史好きなので、個人的な好みは『ブラタモリ』。でも、今回で勉強になったのは、鶴瓶さんに『生の方と触れ合いなさい』と教えてもらったこと。是非両方ご覧になって欲しいと思います」と笑顔でアピールした。

そんな堺に対し、タモリは、「堺くんは頭が良くて勘が鋭い。歴史も詳しいので圧倒されました」と大絶賛で、堺も、「上田城のすごさが分かりました。ドラマを撮り始める前に行きたかったです」と"知識人"タモリとの旅に刺激を受けた様子。一方、「すぐにその場に溶け込む人懐っこい人やなと思った」と堺の印象を語った鶴瓶には、「鶴瓶さんは普通にズカズカ入っていく。街の方たちと触れ合えて良かったです」と感謝していた。

また、両番組を"水と油"と称した鶴瓶は、「この人みたいに道とか歴史とか全然興味ない。近くにオバちゃんおらへんかなって常に探してる。俺は生きてる人に興味ある」と笑いを誘う場面も。『ブラタモリ』で生まれたエピソードを鶴瓶が新作落語にしたこともあり、タモリは、「お互いに番組は見てる。こっちは地質や歴史、こちらは師匠が厚かましく色んなところをウロチョロして、お互いに出来ないことをやっている」と称していた。