メルセデス・ベンツ日本は26日、新型「Aクラス」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。新世代のメルセデス・ベンツを牽引する戦略車種として、デザイン、快適性、動力性能、安全性などあらゆる面を進化させた。

新型「Aクラス」の特別仕様車「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」

「Aクラス」はスタイリッシュなボディに先進技術を注ぎ込んだスポーツコンパクトモデル。「Aクラス」「Bクラス」「CLA」「CLA シューティングブレーク」「GLA」の5モデルで構成される、新世代のメルセデス・ベンツを牽引する戦略車種の中でも代表的なモデルとなる。

エンジンは1.6リットル / 2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンをラインアップ。2.0リットルエンジンは先代同様、2タイプあり、211PSタイプは7PS増加して218PSに、360PSタイプは21PS増加して381PSとなった。量産4気筒ターボエンジンとしては世界一パワフルなエンジンとなっている。

サスペンションは、「A 250 SPORT 4MATIC」に電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。2つのモードで走行状況に応じた減衰特性を選択可能としている。「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」には「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」を標準装備とした。2つのモードを選ぶことができるだけでなく、「AMG フロントアクスルディファレンシャルロック」を装備し、トラクションをより効率的に路面に伝えることができる。

5ドアハッチバックのボディは最新のメルセデスデザインを採用したスポーティなフォルムで、個性をより強調した。印象的なダイヤモンドグリルと左右につながった大型のエアインテーク、AMGデザインのバンパーを組み合わせ、より精悍なフロントマスクとしている。ヘッドライトは走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替える「LEDパフォーマンスヘッドライト」が標準装備となった。

価格は、最も低価格な「A 180 Style」(受注生産)が300万円をきる296万円。1.6リットルエンジンを搭載する「A 180」「A 180 Sports」はそれぞれ326万円・387万円。2.0リットルエンジンの「A 250 SPORT 4MATIC」は529万円、2.0リットル381PSエンジンを搭載する「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」は713万円(価格はすべて税込)。

あわせて特別仕様車も設定。メルセデス・ベンツ日本初のウェブカスタマイズモデル「A 180 Customized Version」、特別外装色の「A 180 Edition Green」、F1マシンのデザインを取り入れた「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」が発売された。

「A 180 Customized Version」は2016年3月31日までの期間限定で販売され、326万円のベースモデルに各種の有料オプションを自由に追加できる。「A 180 Edition Green」は385万円で同じく2016年3月31日までの期間限定販売。「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」は596万円で30台の台数限定販売となっている。

特別仕様車「A 250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」

特別仕様車「A 180 Edition Green」

「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」

「A 180」

「A 180」

「A 180 Sports」

「A 180 Style」

「A 180 Style」

「A 250 SPORT 4MATIC」