ちょっと小腹がすいた時や子どものおやつにピッタリのプリン。家で作って冷蔵庫で冷やしておけば、いつでも手軽に食べられますね。ここでは卵を全部使って、鍋の中で混ぜて火にかけて冷やすだけ……という簡単やわらかプリンの作り方を紹介します。

手軽に素朴な味のプリンが作れます

材料

・卵 2個

・砂糖 大さじ3

・牛乳 250ml

・バニラエッセンス お好みで

家にある材料で、パパッとプリンが作れます。しかも卵の白身と黄身を分けずに丸ごと使う全卵プリンなので、残った白身の使い道を考える必要もありません。

家でスイーツを作る時、材料や工程がたくさんあって何だか面倒……と思いがちですが、ここで作るプリンの材料はたったこれだけです。砂糖と牛乳、卵があればすぐに取りかかれます。

作り方

材料をしっかりと混ぜるために、まず卵2個と砂糖をボールに入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。舌触りを良くするために、しっかりと混ぜましょう。

卵と砂糖を先にきちんと混ぜ合わせておくと、牛乳もスムーズに混ざります。ここでも泡だて器で全体が液状化するまで、しっかりとなじませます。

できあがりの香り付けに、お好みでバニラエッセンスを数滴入れます。なければ入れなくてもおいしくできあがります。

プリンを作る時に専用容器を使いたくなりますが、市販のプリン容器があればOKです。ここでは3個入りで市販されているヨーグルトの容器を再利用しました。熱湯に耐えられる素材なら何でも可です。

プリン液を容器に入れる際、こし器を使うとなめらかな舌触りのプリンができあがります。泡だて器を使っても、白身のぷるぷるした部分はキレイに混ざらないことがあり、これが残ったままだと白身だけの塊が混ざってしまいます。そこで、急須の中にある茶こしを使って液を流し入れました。

市販のカップヨーグルト容器を使うと、およそ5個分のプリンができます。耐熱容器がなければ、普段使っている陶器の小鉢を使うと、オシャレな雰囲気のやわらかプリンが作れます。

家に蒸し器がなくても大丈夫です。容器をそのままお鍋に入れ、容器の半分から3分の2ほどの高さになるように水を張ります。一度容器をすべて取り出し、水を火にかけて沸騰させ、火を止めたところでお湯の中に再度入れます。

そのまま鍋に入れて蒸します

容器をすべて鍋に入れたら、弱火にしてふたをして10分ほど火にかけます。この間にふたに水蒸気がたまりますが、プリンの液に水滴が入っても問題ありません。

弱火で10分経った後は、余熱で10分間ほどふたをしたまま放置します。硬めのプリンが好みなら、この余熱の時間を延ばして硬さを調整できます。

10分ほど蒸したら、10分放置します

鍋から出した直後は固まっていないように感じますが、粗熱を取っている間に徐々に固まってきます。蒸す前と比べると、ほどよく黄色がかった蒸し上がりになります。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やします。

この方法なら、家にある材料を鍋の中で混ぜるだけで簡単に作ることができます。市販のものと比べて甘さも控えめ。体に優しい素朴なプリンができますよ。

執筆: 竹林みか (ベル・エキップ)
猫と小銭稼ぎをこよなく愛す主婦ライターです。

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