スズキはこのほど、同社の軽乗用車「アルト」と「アルト ラパン」が、日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2016年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞したと発表した。1979年の発売開始から36年の歴史を持つ「アルト」にとって、このたび初の「RJCカー オブ ザ イヤー」の受賞となっている。

「アルト」

RJCの受賞理由としては、新設計プラットフォームによる軽量化と、それに伴う操縦性や燃費の向上、プラットフォームと足の良好なバランスによる高いコーナリングの安定性、スポーティモデルの「RS」やファッション性の高い「ラパン」といったモデルバリエーションの多さ、基本性能の高さと選択肢の多さが挙げられている。

8代目となる新型「アルト」は2014年12月22日に発売。2015年3月11日に「アルト ターボRS」、6月3日に「アルト ラパン」を追加し、新型「アルト・シリーズ」の累計販売台数は約9万4千台となっている。

25回目を迎えた「RJCカー オブ ザ イヤー」は、2014年11月1日から2015年10月31日までに発表された国産車を対象に、RJC会員の投票によって実施。11月2日に「6ベスト」が選出され、その中から11月10日の投票によって「2016年次 RJC カー オブ ザ イヤー」が決定した。

「アルト ラパン」

「アルト ターボRS」