東武鉄道は12月6日、南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)で「2015 東武ファンフェスタ」を開催する。今年はリバイバル車両2編成を連結した「2015 東武ファンフェスタ号」を北千住駅から会場まで直通運転するという。

昨年の東武ファンフェスタの様子

「2015 東武ファンフェスタ号」は、11月28日から東上線で運行予定の8000系「フライング東上号」リバイバル車両(4両編成)と、「丸目」の愛称で親しまれる東武博物館所有の動態保存車両8000系ツートンカラーリバイバル車両(6両編成)を連結した10両編成の特別列車。イベント当日の8時40分に北千住駅を発車し、9時55分頃に南栗橋車両管区内の撮影会場に到着する。

事前予約制の旅行商品として発売され、列車への乗車に加え、記念乗車証や3Dプリンターで作成した「8111号編成石膏タイプ3Dフィギュア」1両、乗車記念弁当などの特典が付く。代金は大人7,000円・こども6,480円。11月6日10時から、東武トップツアーズ各支店や東武トップツアーズ専用ページなどで発売される。

イベント会場では、7編成が展示される車両撮影会、車両工場の自由見学、鉄道グッズ販売、軌陸両用型架線作業車や車両洗浄線の体験乗車(往復はがきによる事前予約制)、制服着用体験、運転台見学、鉄道施設保守車両展示などを行う。鉄道グッズ販売では、タブレットキャリア&タブレット(通票)の1/2サイズレプリカ、東武鉄道運転士用カバンレプリカが個数限定で登場するとのこと。

ステージでは、鉄道ジャーナリストの渡部史絵さん、東武博物館名誉館長の花上嘉成氏によるトークショーも行われる。イベント見学時間は10~15時(最終入場14時30分)で、雨天決行、荒天中止となる。