神奈川県川崎市では10月25日、ハロウィンイベント「カワサキ ハロウィン」にて映画『スター・ウォーズ』のねぶた4台とマーチングバンド、仮装者100人によるパレードが行われた。そのパレードの全貌をお届けする。
市長も"ジェダイ"になって応援
「カワサキ ハロウィン」は、同市にて毎年行われているハロウィンイベント。19回目の開催となる今回は、12月18日に公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とのコラボレーションにより、毎年恒例のハロウィンパレードに「スター・ウォーズ(以下、SW)」パレードが特別に設けられた。
SWパレードを彩るのは、登場キャラクターに仮装した一般の参加者100人に加え、映画音楽のメドレーを奏でるマーチングバンド「YOKOHAMA ROBINS(横浜ロビンズ)」、そしてSWをモチーフとした「ねぶた」だ。「ねぶた」とは、「青森ねぶた祭り」でよく知られる大型の山車のこと。今回は本場・青森県で活躍するねぶた師により「フォースねぶた」「ドロイドねぶた」「ジェダイねぶた」「シスねぶた」の4台が制作され、川崎の街を行進した。
当日はパレードの前に「ねぶた出発式」が行われ、川崎市長の福田紀彦氏が"ジェダイの騎士"に扮(ふん)した衣装で登場。ねぶたを制作した外崎白鴻氏と北村春一氏、カワサキ ハロウィン プロジェクト委員会委員長の猪熊俊夫氏もそれぞれ登壇し、SWの仮装者20人を加えて、ねぶた出発のテープカットが行われた。
生演奏とねぶたに大熱狂!
いよいよパレード出発の時間になると、沿道は見物客でいっぱいに。川崎市役所前~JR川崎駅前のパレードルートは、片側全車線の車道を封鎖した大規模なものとなった。MCから「まもなくスタート! 」の声がかかると辺りは静まり返り、「YOKOHAMA ROBINS」がSWのメインテーマ曲を奏でながら行進を開始。マーチングバンドに続けて100人の仮装者が沿道にアピールしながら歩き、いよいよ最初の「ねぶた」が登場するころには観客の興奮も最高潮に達していた。
「ねぶた」は「フォースねぶた」「ドロイドねぶた」「ジェダイねぶた」「シスねぶた」の順に登場。パレードルートには緩やかながら上り坂になっている部分もあり、引き手は息を合わせて力強く「ねぶた」を動かした。勇壮な「ねぶた」とSWとの共演に、誰もが熱狂した一時だった。
なお、パレード参加者の気合の入ったSW仮装については「神奈川県川崎市にスター・ウォーズ仮装100人集結! BB-8も登場 - 写真19枚」をご覧いただきたい。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 12月18日(金)全国ロードショー (C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.