コニカミノルタは9月19日~10月18日、コニカミノルタプラザ特別企画展「ハッブル宇宙望遠鏡25周年 時空を超える銀河の旅」をコニカミノルタプラザ ギャラリーB&C(東京都新宿区)にて実施する。

りゅうこつ座の方向、約2万光年先にあり、約3000個の恒星からなる星団「ウェスタールンド2」とその周囲に広がる「ガム29」(ハッブル宇宙望遠鏡打ち上げ25周年記念画像)
(C)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), A. Nota (ESA/STScI), and the Westerlund 2 Science Team

2009年、地球周回軌道上で最後のサービスミッション(宇宙飛行士の船外活動による修理)を終えたハッブル宇宙望遠鏡
(C)NASA

ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年4月にスペースシャトル・ディスカバリー号により人類史上初めて宇宙に設置された大型望遠鏡。地球の大気や天候の影響を受けない、鮮明な天体像を得ることを目指して開発された。名前は、"宇宙が膨張している"ということを発見したアメリカの天文学者・ハッブルにちなんだものだという。

同展では、科学雑誌『Newton』の監修により、打ち上げから25周年を迎えた現在までの同望遠鏡の功績をパネル展示で解説。また、膨大にある画像の中から厳選した宇宙の姿を大判プリントで紹介する。スケール感のあるヴィジュアル・アート作品を楽しみながら、天文学の知識を深めることができるとのこと。

さらに、同展では国立天文台の天文情報センター准教授・縣秀彦氏を招き、10月9日(19時~20時)にはイベントスペースにてスペシャルトーク(定員50人)、16日(18時~)にはギャラリーB&C内にてギャラリートークの開催を予定している。

りょうけん座の方向、約2000万光年先にある渦巻銀河「M106」
(C)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), and R. Gendler (for the Hubble Heritage Team)

とも座の方向、約6500光年先にある「ケフェウス型変光星」
(C)NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)-Hubble/Europe Collaboration

なお、同展の開催時間は10時30分~19時で、入場は無料。会期中無休となる。 (C)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), A. Nota (ESA/STScI), and the Westerlund 2 Science Team