日本チェーンストア協会は21日、2015年7月のチェーンストア販売概況(速報)を発表した。それによると、7月の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同月比1.9%増の1兆1,150億円となり、4カ月連続で前年を上回った。
衣料、住居関連品は季節商品が好調
7月は、食料品で相場高の影響を受けた農産品を中心に売上が好調だったほか、衣料品や住居関連品も、中旬以降の気温上昇とともに季節商品の動きが良くなったため、売上が増加した。
部門別に見ると、食料品は同2.8%増の7,135億円。このうち農産品は同6.9%増の974億円、畜産品は同3.5%増の793億円、水産品は同0.8%増の664億円、惣菜は同6.7%増の836億円、その他食品(アイスクリームなど)は同1.1%増の3,866億円となった。
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部門別販売額 |
衣料品は同0.4%増の1,014億円。このうち紳士衣料は同2.0%減の193億円、婦人衣料は同0.1%減の337億円、その他の衣料・用品は同1.7%増の483億円となった。
住居関連品は同2.0%増の2,315億円、サービス(チケットなど)は同0.3%増の34億円、その他(食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高など)は同4.6%減の650億円となった。
調査対象は、会員企業59社、9,401店舗。
