全世界オープニング興収5億2,410万ドルを記録し、現地時間7月21日に全世界興行収入が15億2,200万ドルを突破した『ジュラシック・ワールド』(公開中)で、新種の恐竜インドミナス・レックスをお披露目するシーン映像がこのほど、公開された。

相対するクレア(ブライス・ダラス・ハワード)とインドミナス・レックス

『ジュラシック・パーク』では実現に至らなかった恐竜のテーマパーク"ジュラシック・ワールド"がついにオープンし、新たな冒険が繰り広げられる本作。このたび、パークの最高責任者クレアが、パークの所在地イスラ・ヌブラル島を有するマスラニ社のCEO・マスラニに、新アトラクションに導入される新種恐竜インドミナス・レックスを披露するシーンが公開された。インドミナス・レックスは、T-レックス、カルノタウルス、マジュンガサウルス、ルゴプス、ギガノトサウルスや、ほかにも未公表種のDNAを含む遺伝子構造をもって人工的に生み出された、パーク史上、最も賢く最も巨大な恐竜だ。

おりの中で茂る草の影にインドミナス・レックスを確認したマスラニは、「子供は怖がる?」と問うクレアに「大人でも悪夢だ」と口にし、「素晴らしい」と高く評価している様子。その姿全体は確認できないが、こちらを見るインドミナス・レックスの鋭い瞳にどこか不穏さをも感じられる場面になっている。

この新種の恐竜誕生にさらなる来客を見込むマスラニ役を演じたイルファン・カーンは、役に惹かれた理由について、「マスラニの精神と情熱」と回答。「マスラニは企業家で、ユニークな倫理観の持ち主だ。彼にとってジュラシック・ワールドは単にお金を稼ぐ場所じゃない。ジョン・ハモンドの夢を実現させ、またエンターテインメントを通して大衆を洗練したいと本気で思っているんだ」と、そのキャラクター性を解説した。

マスラニ社CEOのマスラニ(イルファン・カーン)


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