映画『ジュラシック・ワールド』(8月7日公開)の特別映像が12日、公開された。『ジュラシック・パーク』の映像を交えた内容で、本作の製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ、主演のクリス・プラットらが作品への思いを語っている。

『ジュラシック・ワールド』場面写真

本作は、『ジュラシック・パーク』シリーズ第4作となる最新作。『ジュラシック・パーク』では実現しなかった恐竜のテーマパークが、22年の時を経て、ついにオープンする。主演は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で知名度を上げたクリス・プラット。さらに『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードも出演し、初の長編作がサンダンス映画祭で高く評価された新人コリン・トレボロウが監督を務める。

このたび公開された映像は、おなじみの『ジュラシック・パーク』の音楽と、創設者ジョン・ハモンドの「ようこそ、『ジュラシック・パーク』へ」という案内からはじまる。当時の最新技術を結集し、史上初めて現代に恐竜をよみがえらせたこの作品について、クリス・プラットは「『ジュラシック・パーク』をはじめて見たとき、その場で立ち上がった。映画の歴史が変わる瞬間をみた」と興奮気味に語る。

『ジュラシック・パーク』公開日が、小学校の最終日だったというコリン・トレボロウ監督は「気づいたらこの世界にいた」とコメント。ほかのスタッフやキャストも皆、同作に衝撃を受け、恐怖し、感動し、そして作品に携われることに誇りを持っている様子がうかがえる。

また、スピルバーグは最新作について「『ジュラシック・パーク』でかなわなかった夢が実現した」と話し、「他のどの映画にも実現できなかった独創性をもっている」と太鼓判を押している。


ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment