熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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6月29日(月)

■「中居正広が喉の腫瘍摘出手術を受けていた!」【ミヤネ】

週末放送のラジオで、中居が今月上旬に喉の腫瘍摘出手術をしていたことを明かした。中居は1年半前から喉に違和感があり、「声がガラガラで、無理しても声が出ない」症状が続いたため5月下旬に病院で検査したところ、腫瘍が発見されたという。

悪性なら喉頭がんにあたるため、手術を決断。5日間の入院期間を振り返って、「誰にも会わなかったから、人生で一番楽しかった」と明るく語った。さらに、今年2月に亡くなった中居の父が喉頭がんを患っていたため、「すごいDNA!」とコメント。すでに歌番組へ出演していることから心配はいらないようだが、終始明るく振る舞っているのはいかにも中居らしい。ジャニーズ事務所のタレントは、トップの近藤真彦から若手までそろって健康だけに、衝撃を受けた人は大きかったのではないか。

■「鈴木砂羽が夫との別居報道に激怒! ただ離婚は否定せず」【ビビット】

女優の鈴木砂羽

10歳年下の夫・吉川純広の不倫報道が流れた砂羽。吉川は朝ドラ出演で注目されたアラサー女優を不倫していて、しかもその女性は結婚したばかりのため、ダブル不倫という。報道によると砂羽は、「仕事も稼ぎもないのに努力することもなく、無責任に浮気をしてすぐにバレてしまった彼の脇の甘さにあきれ果てた」とされ、離婚を視野に別居中とのことだった。

それを受けた砂羽はツイッターで「旦那さんのW不倫なんて本当に根も葉もない根拠もないでっち上げにこっちがびっくりです。こんな嘘っぱち書くのって一体なにゆえに?今回の件はいずれキチンとこちらからお伝えするので、どうか変な勘ぐりこじつけ妄想記事に惑わされないでほしいです。今はそれだけ」と怒りの反論。

しかし、「お伝えすることがある」のは認めている上に、離婚に関してはふれていないだけにまだまだ波乱含みだ。砂羽と吉川は2011年に結婚。「私が(俳優として駆け出しの)彼を育てる」と吉川が婿入りする形だったが、岐路を迎えているのかもしれない。

6月30日(火)

■「神田愛花は日村勇紀の家に週2回お泊まり。結婚願望も」【スッキリ】

バナナマンの日村勇紀

美容家電のPRイベントに登場した神田愛花。4月にバナナマン・日村勇紀との交際が報じられて以降、記者の前に初登場となる。

結婚について聞かれた神田は、「初めて結婚を意識した人です。みなさんから祝福していただいているので、そういう流れになったらといいなと思います。まだ2人でそういう話は出ていないですけど」と言いながらニッコリ。続いて同棲は、「仕事がない日はお泊まりさせてもらっています。週2日ぐらいなので半同棲ではないです」とぶっちゃけた。日村の好きなところを聞かれると、「最初は温厚な部分でしたが、最近では体臭から全部。梅雨入りとともに足の裏のにおいも出てきたけど、そういうのもひっくるめてキャラクターとしてすごくいい」と妙なノロケも。

神田は日村から「何でも話していいから」と言われているようで、その器の大きさにホレているのかもしれない。当初は驚きの報道が多かったものの、神田の明るくオープンな姿勢もあって、現在は業界を挙げて応援モードになっている。

7月1日(水)

■「すみれがハリウッド大作に大抜てき! 世界のスターへ」【ノンストップ】

ハリウッドデビューするタレントのすみれ

4月にハリウッドへの思いを聞かれ、「何でも出ます! と意気込みを語っていたすみれ。懐疑的な目も多かったが、早くもビッグチャンスをつかんだ。その作品は映画『The Shack』。原作は1000万部超の大ベストセラー小説であり、あの『アバター』のサム・ワーシントンが主演を務めるという大作だ。しかも、すみれはメインキャストの1人として、聖霊の役を演じるという。

すみれは、いつものハイトーンボイスを封印し、力強い声で「全てをかけて命がけで頑張りたいと思います」と宣言。これまで日本語がうまくないため女優経験は少なかったが、アメリカへ行けば得意の英語力が生かせる。さらに、すみれは中学生のころから演技の勉強をしていて、大学でも演劇専攻であり、常にハリウッドやブロードウエーが夢だったようだ。

ドラマ4本、映画0本の出演経験での抜てきは、日本なら「二世だから」と言われかねないが、アメリカなら純粋にオーディションでの演技を評価されたのだろう。これまでの日本人女優にはない成功者になるムードがプンプンだ。

■「元AKB48の野呂佳代がダチョウ・上島竜兵とキス」【スッキリ】

タレントの野呂佳代

DVD発売記念イベントにダチョウ倶楽部がゲスト出演し、MCを元AKB48の野呂が務めた。ギャグを連発しつつ、スベり続けた上島が「スベってばっかりだよ。(床に)オイル塗られているのかな。ツルツルだよ」とボヤくと、野呂が「よく見てください、塗っていないんですよ!」とツッコミを入れる。すると上島は、「おまえ腹立つなホントに!」と野呂に詰め寄りお約束のキス。これまで芸人以外の女性は「寸止め」だっただけに、会場は騒然としたが、野呂は顔を覆って苦笑い。

野呂は「(事務所の先輩であるダチョウ倶楽部の)3人の背中を見て育っているもんですから、応えなきゃいけないと思った。なるほど、びっくりしました」とプロ根性を見せると、上島が「すごくいい唇してる。オレちょっと好きになりそうだよ。おまえいい女だな」とニヤリ。ここで初めて爆笑が起こった。野呂の勇気に称賛の声は多いが、『スッキリ』だけで繰り返し6回もキスを放送されてしまうのだから、やっぱり女性芸能人は大変だ。

7月2日(木)

■「高知東生が芸能界引退! 妻・高島礼子の父を介護するため」【ビビット】

高知が今秋に芸能界引退するという。大きな話題となっているのは、「妻・高島礼子の父を介護し、女優業もサポートするため家庭に入る」という引退理由。高島の父はパーキンソン病を患っていため、秋公開の映画を最後に引退し、新たなオファーは断っているようだ。

1999年の結婚以来、高知は愛妻家として知られていたが、「嫁の芝居は世界一」と誰よりも高島の才能にホレ込んでいるため、自分が一線を引くことにしたらしい。高知も俳優の仕事が心底好きだったが、家族を第一に考えてのこと。50歳の節目に下した大きな決断が絶賛されている。

7月3日(金)

■「宇多田ヒカルが出産とアーティスト復帰をサプライズ発表!」【ビビット】

宇多田が公式サイトで男児の出産を電撃発表。妊娠すら公表していなかったため、祝福とともに驚きの声があがっている。2度の結婚、32歳にして、第1子誕生となった。

宇多田は、「えー この度 うちに赤ちゃんが産まれました! よくお乳を飲んでよく寝るとっても穏やかな男の子です」とコメント。宇多田が公式サイトにメッセージを書き込むのは、8歳年下のイタリア人男性と挙式した昨年5月が最後だけに、ファンもビックリしているという。

また、宇多田は妊娠中に新アルバムを制作していたことも公表。「まだちょっと時間がかかりそうだけど、続きに取りかかるのが楽しみで、早くみんなに届けたいと思ってます」とつづった。2010年末、「人間活動に専念する」と宣言して活動休止していただけに、ダブルのサプライズだ。

■「『岡山の奇跡』桜井日奈子がテレビ初出演! 今の心境は?」【スッキリ】

『LINE MUSIC』のCM出演で「岡山の奇跡」と話題になった桜井日奈子。昨年、地元岡山県の美少女コンテストでグランプリを獲得し、スカウトを受けて芸能界入り。ネットではすでにおなじみの存在だが、『スッキリ』の取材がテレビ番組初出演という。

まず「岡山の奇跡」と呼ばれることについて、「恥ずかしいです。『えっ、こんな書かれ方しているの?』って。自分にはおおげさすぎるというか……」と控えめにコメント。緊張しているのか、声が小さく、か弱い印象を受ける。

美少女コンテストに出場した理由は、「コンテストにディズニーランドに行ける賞があって、(友だちから)『それを取ってきてよ』と言われたのが私だったんです。『自分なんかが無理だよ』って断ったんですけど、『もし取れたら(友だちが)ビックリするだろうな』と思って」と友人へのサプライズだったことを明かした。

最後に今後の目標を聞かれると、「(岡山の奇跡)その名にふさわしい人になりたいです」とニッコリ。現在18歳で、岡山の高校に在学中。週末だけ東京に来て仕事をしているという。確かに今どきここまで素朴で、すれてないタイプは珍しいだけに、今後もこの雰囲気をキープできるのなら奇跡かもしれない。


「大人の事情」なのか、ワイドショーでは扱われなかったが、今週の芸能トップニュースと言えば、『好きな女子アナウンサー』2連覇中の日本テレビ水卜麻美アナと、関ジャニ∞・横山裕の熱愛。真偽はともかく、報道した『週刊文春』は、「柏木由紀と手越祐也のお泊まり」「上重聡アナの利益供与」など、ジャニーズ、AKB48、アナウンサーの3大人気者に容赦ないスクープを浴びせている。

情報のスピードではネットに、影響力の大きさではテレビに太刀打ちできない中、聖域なき報道姿勢は、雑誌が生き残るための最終手段か。賛否両論はあれど、現時点では反響と売り上げの両面で存在感を示している。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。