JR東日本仙台支社はこのほど、新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」が運行開始1周年を迎える今月から車内サービスをリニューアルすると発表した。

「とれいゆ つばさ」内のバーカウンター(左)と足湯

まず、びゅう旅行商品での乗車の際に提供される食事のメニューを一新。「こうちゃん」の愛称で知られる山形県米沢市出身の料理研究家、相田幸二氏プロデュースによる山形の特色を生かした料理に変更する。「玉こんにゃく」「こんにゃくゼリー」など、山形のお土産プレゼントも新たに始める。

バーカウンターでの販売メニューも充実させ、山形県産のワインやスパークリング系の飲み物を用意。「ラ・フランスワイン」「さくらんぼワイン」「出羽桜 スパークリング日本酒 咲」「六歌仙 ひととき」などをそろえる。その他、地場産品や「とれいゆ つばさ」グッズの販売も行う。

人気の足湯コーナーはこれまで、びゅう旅行商品で乗車した人のみの利用としていたが、今後は当日も空きがあれば車内バーカウンターで足湯利用券を販売する。足湯利用券購入者には、特典として「冷やしシャンプー」ミニボトルをプレゼント。足湯の見学ができる時間も設定し、利用しない人にも足湯の魅力を感じてもらえるようにする。