ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が、4日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30~8:00)にゲスト出演し、「エアーバンドでもいける」と確信した出来事について語った。

ゴールデンボンバーの鬼龍院翔

2004年に結成された同グループ。当初、メンバーの喜矢武豊は実際にギターを弾いていたが、鬼龍院は「ものすごく下手」「本当に音楽のセンスがない」と感じて上達を諦めた。それでも新たなギタリストを加入させなかったのは、「楽器を弾ける人はステージ上でふざけようとしない」という理由からだった。

複数のバンドが出演するライブでは「普通にやっていても印象に残らない」と考えていた鬼龍院。当初、エアーバンドとしてのパフォーマンスに「音楽ナメてるとしか思えない」など観客の風当たりは強かったが、そのライブ後、他バンドのファンのブログで「○○さんと目が合った! 本当にライブ最高だった!」と音楽以外の話題しか書かれていなかったことから、鬼龍院は「意外とみんな音楽聴いてない」と気づいたという。

そのブログを見た時に、鬼龍院は「絶対にエアーバンドでもなんとかなる」と確信。さらに「面白いことをやるバンドは少ない」と思っていたことから、その要素を加えて現在のスタイルを確立させた。