7月14日よりテレビ東京系の『新ウルトラマン列伝』内で放送がスタートする特撮TVドラマ『ウルトラマンX』(毎週火曜18時~)の制作発表会が18日、「東京おもちゃショー2015」のバンダイブースで行われた。

主要キャストが集結した『ウルトラマンX』制作発表会

この日の発表会には、歴代41番目となる新ウルトラヒーロー「ウルトラマンエックス」と、共に戦う特殊防衛チーム「Xio」(ジオ)の隊員を演じる、大空大地役の高橋健介、山瀬アスナ役の坂ノ上茜、風間ワタル役の細田善彦、貴島ハヤト役の松本享恭、橘さゆり役の月船さらら、神木正太郎役の神尾佑、三日月マモル役の原田隼人、高田ルイ役の百川晴香、山岸タケル役のTAKERU、松戸チアキ役の瀬下千晶の10名が登壇。また、本作の主題歌の作詞を担当するおちまさと、田口清隆監督も応援に駆けつけた。

ウルトラマンエックスに変身する主人公・大地役の高橋は、「愛され続けるウルトラマン作品に携われて本当にうれしく思います」と笑顔であいさつしたほか、出演者も初見というウルトラマンエックスのスペシャル映像が流れた際には「涙が出そう。ステキな映像ありがとうございます」と感無量の様子。また、本作品が女優本格デビューとなる山瀬は、最初こそ緊張した面持ちだったが、「格闘技に長けた隊員なので、特にアクションに注目してください」とフレッシュにあいさつしていた。

そのほか、Xio本部のオペレーターとなる瀬下は「演技は初挑戦ですが、危険を察知したら早急にメンバーに伝えられるように頑張ります」と意気込みを伝え、原田は「子どもの頃から見てきたウルトラマンのワクワクを、エックスを見ている人たちにも感じてもらいたい」とファンに向けてアピール。また、初のTVレギュラー出演という高田は「ルイルイワールド全開で、一生懸命がんばります!」と、ムードーメーカーである役どころそのままの、天真爛漫な言動で会場を和ませた。

田口監督は「今回、まったく新しい世界観と新しいウルトラマンを目指しつつ、逆に王道・原点回帰も図り、毎回巨大怪獣と防衛隊の新兵器が登場するので、ご期待ください」と自信をのぞかせていた。

そして高橋は、音楽ユニット・ボイジャーの2人(TAKERU・瀬下)と共に主題歌を担当。作詞を務めたおちまさとは、「主題歌のタイトルはズバリ『ウルトラマンX』。エックスと主人公・大地の掛け合いがあり、心の葛藤や決意を描きました」と歌詞に込めた思いを明かした。さらに、会場ではエックスの声を声優の中村悠一、Xioのラボチームで特別顧問をつとめる仲間の宇宙人「ファントン星人グルマン」の声を松本保典が務めることも明らかに。

そのほか、エックスがサイバー怪獣「サイバーゴモラ」を身にまとった姿「ウルトラマンエックス ゴモラアーマー」も初披露。大地が変身アイテム「エクスデバイザー」を使って「ユナイト」(=一体化)。その後、「サイバーゴモラカード」をエクスデバイザーにスキャンさせると、「ウルトラマンエックス ゴモラアーマー」が登場。エックスがポーズを決め、会場から大きな拍手が起こっていた。

新ウルトラマンシリーズ『ウルトラマンX』は、テレビ東京系6局ネットで毎週火曜日夕方6時から好評放送中の『新ウルトラマン列伝』内で、7月14日よりスタートする。

(C)円谷プロ