フリーアナウンサーの徳光和夫(74)が、5日深夜に生放送されたフジテレビ系『AKB48総選挙を100倍楽しく見る方法』(26:20~27:50)にVTR出演し、"インタビュー拒否"の"ぱるる"ことAKB48・島崎遥香(21)に対して「(質問を)ぶつける」と宣言した。

注目が集まる島崎遥香(左)と徳光和夫

6日に福岡・ヤフオクドームで行われる開票イベント「第7回AKB48選抜総選挙」を前に、同番組でお笑い芸人らが見どころを解説。その中で、麒麟・川島明(36)が注目ポイントとして挙げたのが「徳光VSぱるる」だった。

選抜入りしたメンバーは1人ずつマイクの前でスピーチをすることが恒例となっていて、ほとんどのメンバーが3~4分でまとめる中、第5回の12位で初めて選抜入りを果たした島崎は最短の1分13秒。司会の徳光が再三の質問で追加コメントを引き出そうとするも、島崎はまさに"塩対応"で無言を貫き通した。翌年の第6回では7位と順位を伸ばすも、スピーチは1分18秒と微増程度。この時は徳光から質問をされる前に「以上です。ありがとうございました」とすぐに自席に戻ってしまった。

一連の出来事をふまえ、番組スタッフが島崎に直撃して「徳光さんのことが嫌い?苦手?」と真意を探ると、島崎は「全然。ないですないです」と否定。「私はスピーチで言いたいことを言い切ったので」「(言うことが)ないのに困っちゃう」と苦笑いを浮かべながら、「あれって何のために質問されるんですか?」と問いかけた。徳光のことを嫌いな感情は「ない」としながらも、インタビューについては「しないでください」と懇願。それでも最後に「でも1回くらい聞いてくる気がする」と笑顔を見せるなど、心の準備はしているようだ。

一方の徳光は「わたくしの50年の口先人生の中で、これほど苦労している女の子はいません」「壁に粘土をぶつける感じ」と回顧。島崎がインタビューを拒否していることを知ると、「そんな事言ってんの? あの若さで……」と考え込み、「わざわざ伝えに来てくださってありがとうございます」と感謝した。それは毎年の司会ぶりに「だんだん回を重ねていくうちに"こなして"できるような仕事だなと思った」と反省があったからで、「彼女が何位になろうと彼女の時は目を見開いてやろうかなと。そんな気持ちにさせてくれますね。今の一言はいい刺激になりましたよ」とやる気満々。「『今までで一番悲しい思い出は何か?』を本番当日ぶつけてみようかなと思っています」と予告した。