ダンス&ボーカルユニット・三代目J Soul Brothersの山下健二郎が19日、京都市の「デジタル市民」第1号に登録された。

京都市「デジタル市民」第1号となった山下健二郎

「デジタル市民」とは、山下の所属するエイベックスが、京都市と共同開発した京都市の公式アプリ「Hello KYOTO」の機能の一つで、京都を愛する気持ちがあれば誰でも登録することができるというもの。京都出身の山下が、栄えある第1号となった。

山下は、ビデオメッセージを寄せ「個人的にもゆかりのある街であり、自分にも何かお役に立てるのではないかと思い、参加させていただきました」と地元を思う気持ちから登録したことを語り、「京都市がこのアプリで新たに取り組んでいく活動を応援していこうと思いますので、同じように賛同していただける皆さんがいたら、ぜひデジタル市民登録をしてみてください」と呼びかけている。このビデオメッセージは、アプリ内で視聴できる。

このアプリは、エイベックスと京都市が、地域活性化についての相互連携協定を結んだことによる施策の一環として共同開発。「デジタル市民届」以外にも「失恋届」や「鴨川座り届」など、ユニークな届け出がラインアップされている。

相互連携協定の締結について、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの林真司社長は「今後もエンタテインメント業界ならではの発想やノウハウなど新たな角度でお役に立てれば」、京都市の門川大作市長は「エイベックスさんとの連携とこのアプリが、日本文化に代表される京都の奥深い魅力・素晴らしさを特に若い世代をはじめ、多くの方々に再認識していただくきっかけになれば」と、それぞれ期待を語っている。

エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの林真司社長(左)と、京都市の門川大作市長