幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2015」にて、今年も鉄道関連のブース「向谷実Produce! 超鉄道」が出展されている。鉄道ファンとして知られる向谷実氏や南田裕介氏、野月貴弘氏(SUPER BELL"Z)らが参加してのステージイベントも行われた。

「向谷実Produce! 超鉄道」ブース。初日は実際に使用された運転台やパンタグラフも展示された

同ブースでは、25日に品川~海浜幕張間で特別運行された「ニコニコ超会議号」でも用意されたオリジナル駅弁「ミノルまっしぐら」、伊藤園が協力したお茶「お~いミノル」が販売されるほか、JR九州や関東・関西の大手私鉄など参加企業がオリジナルグッズを販売。ブース中央に京急電鉄の車両で使用された本物のパンタグラフが展示され、パンタグラフを通じて携帯電話を充電できる企画もあるという。

向谷氏・南田氏・野月氏らが登壇した鉄道バラエティショーでは、前年に続き、鉄道関連の二者択一問題で50対50をめざす「鉄道フィフティー・フィフティー」が行われた。電化させたい路線、非電化で残したい路線、上野駅に入線させたい蒸気機関車などが出題され、盛り上がりを見せた。続いて行われたJR九州のステージイベントでは、小倉駅・大分駅・宮崎駅と中継でつなぎ、向谷氏が作曲し、これら3駅で使用開始予定の発車メロディ・接近メロディがそれぞれ披露された。

宮崎駅との中継では、JR九州の代表取締役社長、青柳俊彦氏がゲストで登壇し、スクリーンに映し出されたのは宮崎県知事の河野俊嗣氏。「社長と知事が一緒にいるなんて、去年の石破さん以上に迫力が……」と向谷氏も緊張した様子だった。ご当地ソング「フェニックス・ハネムーン」をアレンジしたという宮崎駅の発車メロディ・接近メロディが披露されると、河野氏は「すばらしいですね! 宮崎らしくてほっとします」と評価していた。

さらに河野氏から、「宮崎には全国でも数少ない、空港にJRの電車が乗り入れる駅、宮崎空港駅もあるんですよ」とのことで、宮崎空港駅の発車メロディのリクエストも。「このために機材も持ってきました。いまから作ります!」と向谷氏は宣言し、その場で発車メロディが作られることになった。

JR九州のステージイベントでは、同社代表取締役社長の青柳俊彦氏も登壇

河野俊嗣・宮崎県知事のリクエストで宮崎空港駅の発車メロディを作る向谷氏

宮崎空港の愛称にも採用されたブーゲンビリアをイメージさせるメロディをリクエストされ、向谷氏は悩みながらも「あまり発車メロディに使わないビブラフォンみたいな音を使いましょう」「ラテンパーカッションも入れちゃいます」「これにエレピを足して、ベースも入れて……」と説明しつつ、わずか10分ほどで発車メロディを作り上げた。まだ原型とはいえ、完成度の高さに会場から拍手が。青柳氏も「合格ですね」と笑みを浮かべた。

その後、ステージ横に置かれた103系1500番台(筑肥線で活躍し、福岡市地下鉄空港線にも乗り入れた通勤形電車)の運転台の部品販売も実施。非常引きスイッチや列車無線機(地下鉄用)、運転室の椅子、電圧・電流計などの部品を切り出した後、運転台も10万円で販売された。運転台の購入が決まった男性は、「東日本で見られなくなった103系の運転台を間近で見られて、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしていた。

鉄道バラエティショーでは、鉄道に関連した二択問題が出題された

JR九州をはじめ、関東・関西の大手私鉄なども出店し、グッズを販売

阪急電鉄の運転士制服リアル体験コーナー

今年の「ニコニコ超会議号」に使用されたお座敷列車「華」やEF81形牽引のブルートレイン、583系の鉄道模型も

「向谷実Produce! 超鉄道」ブースでは26日も、東京メトロの鉄道部品オークションや京急電鉄・西武鉄道のコラボレーションステージといった多彩なイベントを用意。ポポンデッタによる鉄道ジオラマ、阪急電鉄による運転士制服リアル体験コーナーも楽しめる。向谷氏が代表を務める音楽館では、会場限定のオリジナル時刻表を販売するほか、東京メトロ東西線の発車メロディを収録したCDも先行販売するとのこと。

「ニコニコ超会議2015」の26日の開場時間は10~17時(最終入場は16時30分)。当日・一般入場券も2,000円で発売されており、国際会議場付近の当日券売場にて購入できる。