花粉症対策にいくらお金をかけていますか

日本気象協会によると、2015年は2月5日前後の九州、四国地方などを皮切りとして花粉症シーズンに突入するという。花粉症の人にとっては、長くつらい時期がいよいよ始まる。

少しでもアレルギー症状を軽減するためには、マスクやめがねなどの対策グッズや医療機関での受診などが必要となってくる。となれば、他人の「花粉症対策事情」とそれに投資している金額が気になる人も多いことだろう。

そこで、花粉症に悩んでいるマイナビニュース会員300人に「2014年シーズンの花粉症対策へ投資した金額」に関してアンケートを行ったので、その使い道とあわせて紹介しよう。


Q.2014年の花粉症シーズンには、花粉症対策としてどれだけのお金をかけたのかを教えてください


1位 1,000円未満(33.3%)
2位 1,000円以上2,000円未満(16.3%)
3位 2,000円以上3,000円未満(12.3%)
4位 4,000円以上5,000円未満(9.0%)
5位 5,000円以上6,000円未満(6.3%)


■1,000円未満
・「特売の50枚入りマスクが300円」(34歳男性/自動車関連/営業職)
・「薬は健康保険組合の診療所で調達できたので、購入したのはマスクだけ」(50歳以上女性/情報・IT/事務系専門職)
・「サプリメントを2~3カ月分。親が買ってくれるので、自分での負担はない」(21歳女性/その他/その他)
・「使い捨てマスク1箱と柔らかいティッシュ3箱だけです」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)
・「マスクで防御。安価で済ませる」(43歳男性/建設・土木/営業職)


■1,000円以上2,000円未満
・「肌荒れの皮膚科通院」(36歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「マスクと洗剤やスプレー代がほとんどだと思う」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「病院に行っただけです」(21歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「点鼻薬に1000円、マスクを1000円分」(23歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「鼻につける塗り薬」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)


■2,000円以上3,000円未満
・「マスクを毎日使用するのとビタミンCのサプリメントを服用したのでお金がかかりました」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「市販の鼻水をおさえる薬とマスク代」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「花粉対策めがねとマスク」(26歳男性/農林・水産/技術職)


■4,000円以上5,000円未満
・「内服薬を連日使用なので、結構かかる」(46歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「マスクが使い捨て1500円、薬に2000円、目薬の1,000円くらい」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)


■5,000円以上6,000円未満
・「超立体マスク(12月から5月のゴールデンウィークあけまで毎日着用)、鼻炎薬、目薬、サプリメントなどの金額」(40歳女性/情報・IT/技術職)
・「ゴーグル、マスク、花粉を固めるスプレーなど」(42歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)


■総評

2014年シーズンに投資した花粉症対策の金額帯で最も多かったのは、「1,000円未満」だった。実に3人に1人が回答しており、その大半が「マスクのみ」や「目薬だけ」と、1種類のみの対応策をとっていることがわかった。3,000円以上の金額帯となってくると、処方箋にマスクや目薬をプラスさせるなど、複合的な防御策を取っている傾向にあった。

比較的高額な金額を投資したという人たちからは、「医者に通ったのと処方箋、鍼治療を1カ月に2回ぐらいで」(1万円以上2万円未満: 45歳女性/その他/販売職・サービス系)や「空気清浄機代」(2万円以上3万円未満: 30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)、「レーザー代、マスク代、点眼薬、やわらかティッシュ、内服薬代」(1万円以上2万円未満: 32歳女性/その他/クリエイティブ職)などの回答があった。

ただ、全体で見ると2,000円未満の投資金額がおよそ半数を占めていることから、「花粉症はつらいけれども、対策費用にそこまでお金を投資したくない」という花粉症患者の気持ちが見て取れるといってよさそうだ。

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調査時期: 2015年1月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性117名 女性183名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート