三菱航空機は現在開発を進めている「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の、進捗状況を発表した。

MRJは今春にも初飛行を予定しており、1月13日には飛行試験機初号機において右舷エンジンの試験運転を初めて実施した。現在はほかの飛行試験機2,3,4号機においても、最終組み立てを進めている。初号機は各種機能試験や技術試験を実施しており、2号機は翼胴結合と脚の取り付けを完了、3号機は翼胴結合の作業を、そして4号機では、胴体結合が完了し塗装作業を行っているという。

最終組み立てを実施している三菱重工業 名古屋航空宇宙システム製作所 小牧南工場で、2014年12月に撮影されたもの(写真提供: 三菱航空機)