1日に女優・菊地凛子との結婚を発表した俳優・染谷将太が8日、東京・日比谷の日本外国特派員協会で行われた映画『さよなら歌舞伎町』(1月24日公開)の記者会見に出席した。

結婚後初の公の場で喜びを語った染谷将太

結婚発表後、初の公の場となった染谷。この日はヒロインを務めた前田敦子、メガホンを取った廣木隆一監督も出席し、染谷は廣木監督から「おめでとうございます!」と祝福されると「ありがとうございます」と笑顔で応えた。会場から拍手が起こる中、「この度、結婚したんですけども、これからは些細な幸せを大切にして」とあらためて報告し、「まだ子どもはいないんですけども、今後は家長としてがんばっていきたいです」とコメント。廣木監督と前田も拍手で染谷の幸せを祝った。

また、質疑応答の場面では「"愛"を信じるか?」という質問を受け、染谷は「いろんな愛があると思います。人間というもので生まれてきて、"人間愛"という言葉が好きなので」に加え、「信じますね」と力強く返答。その後、写真撮影を終え、再びの拍手で送り出された染谷は、笑顔を浮かべながら会釈をし、会場を後にした。

染谷は1日、オフィシャルサイトを通じ菊地と連名で結婚を報告。「突然のご報告になりますが、この度、私染谷将太は菊地凛子さんと入籍したことをここにご報告させていただきます。これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家族を2人で築きあげていきたいと思います。これからも変わらず暖かく見守っていただけると幸いです」とつづった。

同作は新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、迷える大人たちの人間模様が交錯する物語。一流ホテルマンと周囲に偽るラブホテルの店長・徹を染谷が、その徹と同棲中の交際相手でミュージシャンを目指す沙耶を前田が演じる。『100回泣くこと』(2013年)などで知られる廣木隆一監督がメガホンをとり、南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲ、イ・ウンウといった俳優陣が脇を固める。

左から廣木隆一監督、染谷将太、前田敦子