三井不動産はこのほど、福岡県福岡市中央区大名一丁目にて開発を推進している商業ビルの名称を「大名スクエア」に決定した。2015年1月末に同ビルの竣工を予定している。

「無印良品」の九州最大の路面店舗が出店

「大名スクエア」の外観イメージ

同ビルには、世界各国に展開するブランド「無印良品」が出店。同ブランドとしては、九州最大の路面店舗(1階~5階、売場面積約2,751m2)となる。同店舗は、くらしの中にある「衣料品」を表現した新しい売場で、家のようにくつろげる環境を提供し、衣料品専門アドバイザーがスタイリングなどの相談に応じる。2階には、デリレストラン「Café&Meal MUJI」も出店。

建物外観の低層階部分にはレンガの装飾を施し、街を歩く人たちの目を引くシンボリックであたたかみのあるデザインとした。アジア圏からも多くの人が訪れる九州最大の商業地天神・大名エリアの中でも、最先端のファッション・文化の発信拠点となっている「天神西通り」に位置しており、同社では、街の新たなにぎわいの拠点として、同エリアのさらなる活性化と魅力の創造に貢献するという。

所在地は、福岡県福岡市中央区大名一丁目15番41号。敷地面積は約793m2。階数・構造は、S造、一部RC造・地上6階、地下1階建。延床面積は約3,925m2。竣工は2015年1月30日を予定、オープンは2015年3月5日を予定している。