お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵、肥後克広、寺門ジモンが21日、都内で行われた映画『ヘラクレス』のイベント「ダチョウ倶楽部VS本物のライオン ガチンコ対決」に出席した。

ダチョウ倶楽部の(左から)肥後克広、上島竜兵、寺門ジモン

本作は、全能の神ゼウスと人間の間に生まれた?半神”の勇者ヘラクレスの伝説を描く、肉食系アクション。神も恐れる超人的な怪力と人間の心をあわせ持つ神話最強の英雄・ヘラクレスが、我が子を殺してしまった罪にさいなまれ、救いを求めて12の試練に挑戦する物語。10月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか3D/2D全国公開公開。

イベント会場には、古代ギリシャ人風の格好をしたダチョウ倶楽部とともに、劇中にも登場する体長2メートル、体重250キロの人食い雄ライオンこと"ネメアの獅子"が登場。上島ら3人は、最強の英雄・ヘラクレスの称号をかけて真剣勝負を行った。3人それぞれが、"眠れるネメアの獅子"を目覚めさせるべく、雌ライオンの写真や猫じゃらし、風船などの武器を使って闘うと、風船を使って対決に挑んだ寺門に軍配が上がった。

過去にもライオンとの共演経験があるダチョウ倶楽部だが、リーダーの肥後は「ライオンと一緒に寝たことが20何年位前にありましたね。あの時はまだ若かったから、ライオンと寝るのがオイシイと思っていたけれど、今はもう50歳過ぎたのでちっともオイシイと思いません」とライオンとの今後の共演を拒絶。上島も「20年前は(ライオンと寝る仕事を)枕営業のごとくやっていましたね。(最近は)虎との共演はよくあるんですけれどね」と若りし日々を振り返った。

この日の対戦相手となった雄ライオンについては、肥後は「動物はお約束が分からないでしょう。軽く引っ掻いてくれたらいいんですけれど、奴らはガンッて来るでしょう。でも今日のライオンはいい仕事をしていたと思いますよ」とライバルのリアクションを称えた。また、イベントのオチが寺門であったことに対し、「普通は上島さんでは?」と質問が飛ぶと上島が「昨日(寺門から)電話があって、肉、筋肉、野生動物ときたら(オチは)俺だってきかなかったんですよ。まったく夜中に迷惑なもんだよ」と舞台裏のドタバタ劇を暴露して会場の笑いを誘っていた。