ポーラ美術館(神奈川県箱根町)は11月1日、「宇宙祭」を開催する。実施期間は11月3日まで。

館内ライトアップのイメージ画像

同イベントは、2015年3月29日まで期間している企画展「紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本」(以下、紙片の宇宙)の特別企画で、天体観測やコンサート、ワークショップなど、「アート」「詩」「音楽」をテーマにしたさまざまなイベントを実施する。

1日の17時~19時には、閉館後の美術館の敷地内にて、Vixen社の天体望遠鏡を用いて夜空の星を眺める「秋の星空観測会」を実施する。当日は、天体の星々をわかりやすく解説するほか、昼間とは違う美術館の一面も楽しむことができる。参加は無料。

アンドロメダ イメージ

ポーラ美術館館長 木島俊介氏

2日の13時~14時30分には、講堂にて同館館長・木島俊介氏による記念講演会「紙片の宇宙-絵と言葉が生み出す世界(コスモス)」を予定している。同講演会では、挿絵本の魅力や歴史、企画展の見どころについて紹介する。参加は無料。

2日の17時~18時には地下1階「カフェTUNE」にて、モダン・ポップ・アコースティック楽団「Banda Planetario」によるコンサートを開催する。会場は、企画展の展示作品のジョアン・ミロ「あらゆる試みに」をイメージしたモチーフを、同作品の原著であるポール・エリュアールの詩を交えたライトアップで演出する。定員は先着70人。参加は無料。

Banda Planetario

「空気の器」ワークショップイメージ

また、B1ショップ前ではワークショップを開催する。プログラムは、かぶって話すと声が変わる不思議なマスク「WA!SK」のデザイン(1日/11時~15時)や、オリジナルの「空気の器」を作る紙のワークショップ(2日、3日/11時~15時/参加料金500円/税別)を用意している。

開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は大人1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円、大学・高校生1,300円、中・小学生700円(中・小学生は土曜日は無料)。

※入館料は全て税込