英エリザベス女王よりデイムの称号を授与されたアンジェリーナ・ジョリー(C)BANG Media International

米女優のアンジェリーナ・ジョリーが10日、英エリザベス女王より名誉あるデイムの称号を授与された。

アンジーは、今年6月に性暴力撲滅を目指した活動が認められ、女王の誕生日を記念する叙勲者リスト入りを果たし、10日にロンドンのバッキンガム宮殿にてエリザベス女王より聖マイケル・聖ジョージ勲章・名誉大英勲章第一位を授与。夫ブラッド・ピット、そして6人の子どもたちとともに、記念パーティに参加した。

バッキンガム宮殿の広報担当者は「エリザベス女王とジョリーさんの謁見はプライベートに執り行われました。女王陛下はジョリーさんに勲章の入った箱をお渡しになり、ピットさんとお子様たちは後に女王陛下に紹介されました」と振り返り、さらにある関係者はUsMagazine.comに対し「子どもたちはバッキンガム宮殿にいることにとてもはしゃいでいましたよ。みんなとてもおしゃれしていました」と一家の様子を伝えている。

ラルフ&ロッソのデザインによる細身のグレーのスカートに、ウエストラインにフリルのついたジャケットというスーツ姿で出席したアンジーは、ブラッドと新作映画『バイ・ザ・シー』の撮影のために滞在しているマルタ島から、今回の授与式のためにプライベートジェットでロンドン入りしたという。前述の関係者はさらに「撮影から抜け出すのはとても大変だったようですが、アンジーは絶対にこの機会を逃しはしませんでした。何て素晴らしい日でしょう」と付け加えている。

アンジーは、イギリス国籍を持っていないため、市民に与えられる最も名誉な勲章である正式なデイムの称号を名乗ることはできないが、英国外の国籍を持つ人に授与される名誉大英帝国勲章が与えられた。なお、アンジーは以前、今回の受賞について「外交政策に関した勲章を頂くことは私にとってとても大きな意味があります。なぜなら私はこのような活動に一生を捧げたいと願っているからです」とコメントを残している。

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