みきもと凜の人気コミックを映画化した『近キョリ恋愛』の初日舞台あいさつが11日、都内で開催され、山下智久、小松菜奈、ジャニーズWESTの小瀧望、山本美月、佐野和真、熊澤監督が登壇した。この舞台あいさつの模様は全国の劇場76か所でも生中継された。

『近キョリ恋愛』は、小松菜奈扮する女子高生ゆにと、山下智久扮するイケメン教師ハルカが、補習授業をきっかけに恋に落ちる。『君に届け』(2010年)の熊澤尚人監督がメガホンをとり、山下のツンデレぶりが話題となっている。

『近キョリ恋愛』の初日舞台あいさつに出席した小松菜奈

熊澤監督は「山下くんは、普段からすごくかっこ良くてクールで、ポーカフェイスな感じだけど、今回は緩急をつけなきゃいけなかったから、大変だったと思います」と、ツンデレの演技に奮闘した山下をねぎらう。山下も「自分の性格とは遠いキャラクターで挑戦しがいがあるなと挑みましたが、すごく難しかったです。でも、監督が丁寧に指導してくれました」と感謝した。相手役の小松は「贅沢な役をやらせていただいた」と笑顔を見せた。

ジャニーズの後輩の小瀧は、山下を殴るシーンについて「緊張しましたが、思い切りやったので、ぜひ見てほしい。何度も予告編を見て、にやっとしてます」とうれしそうにプッシュ。山下が「良い感じにちゃんとパンチがふりかざされていて良かった」と笑顔でコメント。また、小瀧は、山下のサラサラヘアに憧れているそうで、おすすめのシャンプーを聞いたとか。「そしたら、家に送られてきて、びっくりしました」と、先輩・山下の気遣いに恐縮していた。

最後に、山下は、ハルカのツンデレセリフをリクエストされ、「もっと体温上げてやろうか? 生意気ちゃん」「劇場の生意気ちゃん、おいで」の2つを披露。会場の女性客から黄色い歓声が上がっていた。