熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、１週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
10月6日(月)
「ドリカムの25周年ライブに浅田真央がサプライズ出演!」【PON!】
DREAMS COME TRUEが全国13都市ツアーの東京公演を行った。まず驚かせたのは、中村正人に似ているダチョウ倶楽部・肥後克広のゲスト出演。ふだんから中村はライブでダチョウ倶楽部のギャグ「ヤー」を使っているのだが、今回は2人で連発したほか、「ムッシュムラムラ」や、抱き合ってはしゃぐなど大盛り上がり。出演を知らされていなかった吉田は、「昔より似てる気がするんだけど」と驚いていた。
もう1人のサプライズは、フィギュアスケートの浅田真央選手。「AGAIN」を歌う前に吉田が、「この曲作ってるときにすっごいこの人のことを思い浮かべて書いてたの。今日はその人が観に来てくれてるんだ。浅田真央～!」と絶叫すると、浅田選手が巨大モニターに映し出され、会場に大歓声が巻き起こる。「笑顔とスケール」であふれるドリカムらしい演出は、25周年にふさわしいものだった。
10月7日(火)
「武田鉄矢が20年間にわたるうつ状態を明かした!」【ノンストップ】
しんみりした表情で、「何やっても力が湧かない。ちょっとうつ病っぽいんですよね」と明かす武田。驚くのは、体の異変を感じたのが、『101回目のプロポーズ』が放送された42歳のときだったこと。人気絶頂で仕事が多忙すぎて、うつ状態になったという。「やたら疲れるんだよね。考え方がやたら暗くなるし。でも事務所が休みをくれると、これきり仕事が来なくなるんじゃないかと思ってしまう」と苦悩を語る。
さらに、2011年には大動脈弁狭窄症で4時間の大手術と5週間の入院。老いへの恐怖がさらなる不安を募らせたが、心理学者・ユングの言葉に救われた。「人生は山登りに似ている。登った限りは降りなければいけません。登りっぱなしのことを遭難と言います」という言葉から、武田は「やがて日本中の人から知られなくなる努力をしなくちゃいけないんですよ」と悟ったという。
現在、武田はメディア出演に加え、海援隊として日本全国で年60回ものステージをこなしている。「最近やっといい詞を書くようになったなと思う。若い時は狙うからさ。この老いをチャンスにしたいよな」と暗い話をポジティブに締めたのはさすがだった。
「"ジャスト40"になったゴクミが南仏でおもてなし」【ノンストップ】
40歳で雑誌『GOLD』のカバーモデルをすることになった後藤久美子。12歳での女優デビュー後、人気絶頂の21歳でF1レーサーのジャン・アレジと婚約。現在は海外で17歳、15歳、7歳の3児を育てているという。「私は専業主婦」と語る潔さの一方、その優雅な生活と海外での子育てが関心を呼び、再びスポットが当たろうとしている。
南仏の別荘で行われた撮影でも、美貌の健在ぶりだけでなく、スタッフを手料理と自家製ワインでもてなすなど、セレブママのイメージにも抜かりなし。これを見た小藪千豊は、「僕も嫁も同い年ですけど、暮らしっぷりの違いに驚いております」とボヤキまくり。それでも嫌みがないのは、「ゴクミ」時代から変わらない透明感によるものか。
「瀧本美織と救命士&ママの異色バンド『LAGOON』とは?」【PON!】
ボーカルのMIORI(瀧本)は主演ドラマ『美男ですね』で美声を披露していたため、さほど違和感はないが、その他のメンバーが異色。28歳のギター・RINOは一児のママ、23歳のベース・NANA.は救急救命士、20歳のキーボード・YUKINOはカフェ店員、19歳のドラム・yuriは学生。職種の異なる、いずれも素人女性だ。
これはレコード会社主催の「女性の夢を叶える応援プロジェクト」によるもので、11月にデビュー曲をリリース予定という。MIORIは、「いつかはアリーナや東京ドームのような大きなところでも、ちゃんと人に届く熱いパフォーマンスができるように、日々努力します!」と力強く宣言したが、ガールズバンド戦国時代にどこまで食い込めるか。
10月8日(水)
「堀北真希が"お尻フェチ"に続いて"潔癖キャラ"を告白」【スッキリ】
スペシャルドラマの番宣出演した堀北。作品のテーマにちなんで、「毒づきたくなる瞬間は?」と聞かれた堀北は、「自分の家をキレイにしているので、それを人に汚されるのがすごい嫌なんですよ」「ふだんあまり怒らないんですけど、それだけは本当に許せなくて。たとえば、外から帰ってきた服のまま、ベッドに座るとかもう絶対に嫌!」といつになくキツイ口調で話しはじめた。仲がいい友達がそれをやったときは、「投げ飛ばしました」と即答で笑いを誘うなど、「清楚からキャラチェンジか?」と思わせるほどだった。
このところの堀北は、『しゃべくり007』でお尻フェチであることを告白するなど、持ち前の奔放ぶりに拍車がかかっている。かつて、「全然しゃべらない」「やる気がなさそう」と言われたバラエティ番組での才能開花も近いか。
10月9日(木)
「独占密着、DA PUMP再出発。3年半ぶり新曲と涙の訳」【ノンストップ】
相次ぐメンバー脱退とISSAの女性問題で、活動休止の危機に陥ったDA PUMP。1997年のデビュー直後からブレイクし、ベストアルバムの売り上げは100万枚を超えただけにその落差は大きい。実際、今年上半期で行われた全国ツアーの会場は、ショッピングモールだった。パーテーションに仕切られただけのステージで音響も悪く、かつての華やかさは感じられない。
この現状を知った番組は、3年半ぶりの新曲発売に向けた3カ月間に独占密着。7月に行われたレコーディングは、デビュー前に撮ったスタジオだった。新曲はデビュー曲と同じm.c.A・Tプロデュースというから、復活への気合が感じられる。ISSAは、「やっといろんなことができるので一日一日噛みしめているって感じです。起きた事実はしょうがないので、こらえてそれをバネにして、一からやり直すつもりで」と決意を語る。一方、KENZOは、「(いろいろあって)1つにまとまっていなかった。『本当にこのまま続けていても大丈夫か』という声もあった」と苦難を振り返っていた。
そんな彼らが新曲発表の場に選んだのもショッピングモール。1000人が集まる大盛況だが、観客の前で自らの立ち位置をガムテープで貼り、機材を移動させるなど、まさに手作りだ。堂々としたパフォーマンスで沸かせたあと、握手会で「頑張ってね」の声にISSAは思わず涙。ダンスボーカルユニットは、EXILE TRIBEが全盛だが、その歌声は衰えていないだけに再ブレイクのチャンスはあるかも。
「乃木坂46の初スキャンダルは不倫疑惑!『ナンパ』と釈明」【スッキリ】
乃木坂46の松村沙友理が、出版社勤務30代男性との路上キスを報じられた。スカート丈が長く、ほとんど水着にもならない清純派グループとして人気を集めているだけに、その影響は大きい。しかも相手は元グラビア担当で、妻子がいる上に、松村の自宅にも招いているというから、ファンはショックだろう。
この報道を受けた松村がラジオ番組に生出演。キスの決定的写真を報じられて言い訳ができないと思ったのか、約15分かけて謝罪した。その上で「悩んで煮詰まっているときに、新宿の紀伊國屋書店で声をかけられた」「マンガやアニメの話ばかりで男女の仲ではない」「相手のことをあまり知らなくて、家庭があるとは知らなかった」「偽名を使っていた(ため乃木坂46のメンバーということは知らない)」と不倫&枕営業疑惑を否定。しかし、「飲み慣れていないお酒に酔ってしまった」とキスや数回のデートは認めてしまった。
松村は「何てバカなことをしたんだと自分でも信じられません……」と泣きじゃくり、声を詰まらせていたが、ファンやメンバーはどう感じているのか。選抜常連であり、メディア露出も多いメンバーだけに処分が注目されるが、運営側は処分を科さない方針という。一番悪いのは妻子持ちの男性だが、AKBグループとの関係を考えた出版社側の思惑を感じてしまう。
「東貴博&安めぐみ夫妻が、結婚3年で待望の妊娠」【スッキリ】
2人は連名のファクスで妊娠を発表。東は44歳、安は32歳で第一子の親となる。「この度、妻・安めぐみが妊娠、そして安定期に入りました。東MAX2世、いや、八郎3世…。とにかく驚きと共に喜びでいっぱいです。ただいまこの新しい家族を二人で大切に温めております。この子がいつか七光以上に輝けるよう努力してまいります」と東らしいコメントで喜びを表した。
安は妊娠5カ月で、来年3月出産予定。来年1月から産休に入り、出産後は体調をみながら仕事に復帰するという。いかにも芸能界デビューしそうな環境の子だ。
10月10日(金)
「ベストジーニストに藤ヶ谷太輔&ローラ」【スッキリ】
31回目となる『ベストジーニスト2014』発表会が行われ、一般選出部門で藤ヶ谷太輔とローラが選ばれた。ローラは2年連続、藤ヶ谷は初受賞となる。「今さら」と思いながらやはり気になるのは、ジャニーズ事務所受賞。1994年の木村拓哉から今年の藤ヶ谷まで、21年中20年を独占しているのだ。ある意味2005年受賞の氷川きよしがスゴイのかもしれない。
その他、協議会選出部門で、さまぁ～ず、小池栄子、安藤美姫、グローバル特別敢闘賞で田中将大投手が受賞。「ファッションはよく分かりません」という田中投手にローラは、「そんなことないよ。よく似合ってるよ。靴がちょっと合ってないけど……」と結局はダメ出し。このために帰国したというのにさんざんだった。
「キャイ～ン天野の披露宴でウドが暴走! 新妻と入浴ロケ」【PON!】
5日に元アナウンサーの荒井千里さんと結婚式を挙げたばかりの天野ひろゆきがイベントに登場。ここぞとばかりに当日の秘話を披露した。
「いろいろなトラップを仕込んでおいたんですよ。(元夫婦の)千秋とココリコの遠藤(章造)くんを隣り合わせにしておいて、夫婦円満の秘けつを聞いた。嫌がると思ったら『おいしいところをありがとう』って」「石塚(英彦)さんが信じられないくらい酔って、悪い石塚さんになっていた。『オレだって笑顔じゃないときくらいあるんだ。そんなに美味いもんばっかりじゃねえよ!』と言っていた」と笑わせた。
さらに天野が「ウドちゃんがオレの知らないときに家でロケして、奥さんと風呂に入って2人でコントやってた」と話すと、ウド鈴木が「2人の再現をしたんですけど、実は天野くんは奥さんと毎日一緒にお風呂入るらしくて、これがスゴイんですよ。(雑誌の)ジャンプを見ながら奥さんの体を見ているらしいんですよ。奥さん、ジャンプ、奥さん、ジャンプって」と暴露した。いかにも芸人らしい盛ったエピソードだが、天野はもう44歳だ。
今週、ワイドショーはほぼスルーだったが、またもビッグダディが世間をさわがせた。火事で自宅が全焼し、10歳年下女性と離婚して"バツ5"になったというのだ。
出火原因は電線の漏電で、「煙で死にかけた」というから大変だったようだが、息子たちが無事で延焼がなかったのは不幸中の幸いか。ただ、トレードマークのバンダナとメガネが燃えてしまったため、その姿はもはや誰か分からない。
一方、離婚の理由は、「少しの価値観の違い」と説明。「少しって……」というツッコミはさておき、現在マンガ喫茶や公園のベンチで過ごしながら、新居を探しているらしい。この人なら、家より先に新妻を見つけてしまうかもしれない。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
