ネットで話題のWebマンガ『死んで生き返りましたれぽ』の作者・村上竹尾氏が、『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(10月11日公開)を鑑賞して特別に描き下ろした『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』全編が8日、公開された。

『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』ポスター(左)と『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』(右)

全米オープニング成績で、スクリーン・アベレージ(1館あたりの興収)1位を獲得した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は、ゲイル・フォアマンのベストセラー小説『ミアの選択』を映画化した作品で、女優クロエ・グレース・モレッツが、主人公ミアを演じる。そしてこのたび、本作を鑑賞した『死んで生き返りましたれぽ』作者の村上氏による『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』が公開された。

『死んで生き返りましたれぽ』は、イラストの投稿・閲覧サイトpixivで連載され、閲覧数累計500万以上、第1話は約1万9000回リツイート、約2600回「いいね!」されるなど、ネットで話題になり、書籍化(11月14日発売)も決定。作者・村上竹尾氏が、本作の主人公ミアと同様に昏睡状態に陥った経験をつづっており、本作を鑑賞した村上氏は「入院時のシーンは本当にリアルで、かつて自分が体験したものと酷似している部分がいくつもありました」と明かす。

続けて村上氏は「戻るか戻らないのかは自分が決めるという医療従事者や家族の言葉はまさに、私たちにも向けられた言葉なのかもしれません」と言い、「人生はいつ、どのような事件が起こり、それが自分にどういう影響を及ぼすか、そのときまでわかりません。ただ、生きてきた時間分だけ、愛すべき日々があったということを、あらためて思わせてくれる作品でした」と語った。公開された『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』でも、村上氏ならではのメッセージが込められている。

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