『ロード・オブ・ザ・リング』につながる『ホビット』シリーズ最終章、『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)のポスター第2弾と最新ビジュアルが29日、公開された。

『ホビット 決戦のゆくえ』ポスター第2弾

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でアカデミー賞史上最多11部門を受賞したピーター・ジャクソン監督による『ホビット』シリーズ。このたび公開された最終章のポスター第2弾では、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる邪悪な竜"スマウグ"と、それを阻止するべく対峙する谷の王バルドの姿を捉えたビジュアルとなっている。そして、横長のビジュアルでは、ビルボと旅の仲間たちに待ち受ける最後の冒険が描かれている。

前作で、ビルボらは、スマウグを世の中に解き放ってしまい、本作では、スマウグが湖の町の人々を襲う。一方、ドワーフの長トーリン・オーケンシールドは、取り戻した財宝に執着し、友情と名誉を犠牲にしようとする。さらに、復活を遂げた冥王サウロンが、オークの大軍勢を放ち、はなれ山に奇襲を仕掛ける。対立が深まるドワーフ、エルフ、人間たちは、団結するか滅ぼされるか。最終決戦の中で、ビルボは仲間の命を守るために立ち上がる。

編集作業が最終段階を迎えるピーター・ジャクソン監督は、「正直言って、撮影が終わった時が一番心を揺さぶられる瞬間だったよ。この映画を完成させることには、ちょっと変わった感じで興奮させられるものがあった。なぜならそこには、少なくとも3本の映画に繋がる可能性があるからだ。僕自身は、本作にとても興奮しているし、とても満足している。この作品を世の中に出すことに誇りに感じている」と本作への思いを語っている。

なお、主人公ビルボ・バギンズにはマーティン・フリーマン。ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールドはリチャード・アーミティッジ、灰色の魔法使いガンダルフはイアン・マッケラン、エルフの王子レゴラスはオーランド・ブルームが演じる。また、エルフ族のタウリエルをエヴァンジェリン・リリー、エルフ王スランドゥイルをリー・ペイス、谷の王バルドをルーク・エヴァンズ、そして、スマウグの声はベネディクト・カンバーバッチが務める。

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