『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前を描く『ホビット』シリーズ最終章、『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)で、魔法使いのガンダルフが瀕死の衝撃ビジュアルなど、新たな場面写真が27日、公開された。

ガンダルフの死を思わせる『ホビット 決戦のゆくえ』の新たな場面写真

ピーター・ジャクソン監督による『ホビット』シリーズは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作につながる物語。"中つ国"という架空の世界を舞台に、ホビット族のビルボ・バギンズが、ドワーフ族と共に、竜に奪われた王国を取り戻す冒険を繰り広げる。前作では、ビルボたちはドワーフの故郷エレボール奪還を果たすも、恐るべき邪竜"スマウグ"を世の中に解き放ってしまった。

そして、最終章となる本作では、怒り狂ったスマウグが、湖の町の人々を襲う。一方、ドワーフの長トーリン・オーケンシールドは、友情と名誉を犠牲にして、取り戻した財宝に執着。さらに、復活を遂げた冥王サウロンの大軍勢が、はなれ山に迫る。対立が深まるドワーフ、エルフ、人間たちは、団結するか滅ぼされるか。そしてビルボは、仲間の命を守るために立ち上がる。

このたび公開されたのは、ガンダルフ(イアン・マッケラン)が満身創痍で倒れ込み、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)が優しくキスするシーンをはじめとする新たな場面写真。主人公ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)、エルフ族のタウリエル(エヴァンジェリン・リリー)、闇の森に住むエルフ王スランドゥイル(リー・ペイス)、谷の王バルド(ルーク・エヴァンズ)ら、鍵を握る主要キャラクターの写真などがお披露目された。

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