浮気がバレるポイントとは

私たちのもとへは、恋人や配偶者が浮気をしているがどうしたら良いのか? という相談がよく持ち込まれます。その相談者に対して、浮気を見抜いた術(すべ)を聞くのですが、それは私たち百戦錬磨のプロでも気付かなかったような方法であったりします。

――ということは、それらの方法を逆手に取れば、バレないように浮気をすることができるかもしれません。いや、逆の逆をいけば、浮気を見破ることができるようになるかも?

1.「友達を紹介しない」

男性の場合、あなたは浮気を隠蔽(いんぺい)するために、いくつかの噓をつかなければならないことがあるでしょう。もし、友達にアリバイ工作を頼んでいたとしたら要注意です。その友達とうまく口裏を合わせていたとしても、それは無駄なこと。あなたの話と友達の話とで矛盾や齟齬(そご)が一カ所でもあれば、女性はかなり敏感にそれに気付いてしまいます。

そうなると、それを発端として浮気がバレてしまう可能性が非常に高いといえます。しかし、女性の場合は逆です。女性たちは、まるで脚本を書くがごとく友達と綿密なストーリーを組み立て、各々の役柄も決めています。矛盾や齟齬がないように何度も打ち合わせをしていることが多いもの。こうすることで、女性の浮気は格段にバレにくくなっています。

2.「浮気相手と行った場所には行かない」

浮気相手と行った場所には、恋人や配偶者を連れて行かないのが鉄則です。二人で初めて来たはずの場所なのに、土地勘があったり、詳しかったりすると、それだけで「私以外の人とも来たことがあるのだろう」と勘ぐられてしまいます。勘ぐられ、嫉妬されると、浮気が露呈する確率が大幅に高くなります。

3.「視線の動きに注意する」

男性の場合に顕著なのが、噓をつくときに視線が動くこと。噓はいわば「創作」です。創作をするときには相手から視線を外す傾向にあります。女性はこの行動を本能的に見逃しません。視線の動きだけで、「何か怪しい」と感づいてしまいます。

もし、噓をつかなければならないのだとしたら、あらかじめ内容を考えておく必要があります。相手の目を見つめ、あらかじめ考えておいた内容をよどみなく話すようにしましょう。

これら以外にもたくさんの方法がありますが、誌面が尽きました。またの機会にお話しすることとしましょう。「浮気がバレない方法」を書いて来ましたが、本当は浮気をしないことが一番です。くれぐれも悪用厳禁でお願いします。

執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)

福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛問題や夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。寄せられる相談件数は年間1万件以上にも上る。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。これらの経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と、出逢いのための社会人サークル「東京アクティビティ」を手掛ける。最近では、後進育成のための「恋愛アナリスト・婚活アナリスト実践養成講座」も主宰している。

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