女優・広末涼子がJUJUの新曲「ラストシーン」(9月17日発売)のCMで、12年ぶりに歌声を披露していることが9日、明らかになった。広末がアーティストのCMに出演するのは今回が初めてのこと。
8月19日スタートのNHKドラマ『聖女』(毎週火曜22:00~22:48)で主演を務め、初の悪女役を熱演している広末。主題歌にも採用されている同曲のCMに出演し、涙を浮かべながら楽曲を口ずさんでいる。CMのテーマは「ままならない大人の恋」。家庭、仕事、将来、恋などの葛藤と激情を抱きながら、日常を生きる1人の女性を演じた。
広末は1997年に1stシングル「MajiでKoiする5秒前」で歌手デビューし、2ndシングル「大スキ!」で同年のNHK紅白歌合戦に初出場。2000年までに7枚のシングルを発売し、2002年のベストアルバム『広末涼子 Perfect Collection』以降は女優業に専念している。
出演のきっかけは、JUJUのライブを訪れた際に直接本人から「お願いします」とオファーされたため。「緊張感とプレッシャー」を感じたという広末だが、「反面、この『ラストシーン』という楽曲がとても身近なものに感じられて、感情が入りやすく、演じることができました」とも語っている。
一方のJUJUは「レコーディングの時に思い浮かべていた広末さんの表情そのままだったので、思わず泣きそうになりました」とその熱演ぶりに胸を打たれ、「広末さんの表現力に感服! こんなに豪華なCMに仕上げて頂いて感謝の気持ちでいっぱいです!」と感激のコメントを寄せている。