東京急行電鉄は21日、田園都市線、大井町線、こどもの国線でダイヤ改正を実施する。田園都市線では準急の運行形態が変更され、渋谷駅発着の各駅停車も設定される。

東急電鉄8500系

田園都市線の準急はこれまで平日朝の上りのみの運転だったが、今回のダイヤ改正で、平日朝ラッシュ時間帯の下り急行10本をすべて準急に変更。平日・土休日の日中時間帯にも準急が毎時約2本増発され、1時間あたりの運転本数が現在の12本(急行4本・各駅停車8本)から14本(急行4本・準急2本・各駅停車8本)となる。渋谷~二子玉川間各駅と溝の口駅・鷺沼駅・たまプラーザ駅・あざみ野駅・青葉台駅・長津田駅・中央林間駅に加え、新たに南町田駅にも停車する。

田園都市線では、平日・土休日の日中時間帯に渋谷駅を始発・終着とする各駅停車を毎時約2本設定。朝・夕夜間の各時間帯にも列車を増発し、混雑緩和を図る。田園都市線のダイヤ改正にともない、こどもの国線でも一部列車の発着時刻が変更される。

大井町線では、平日・土休日の朝・夕夜間に列車が増発され、二子新地駅・高津駅に停車する各駅停車も増加。平日朝9~10時台の列車本数を見直し、利用者の多い9時台の本数を増加させるとのこと。また、土休日に大井町駅を19時台に発車する急行鷺沼行は、ダイヤ改正にともない長津田行に延長される。