JALは6月1日より、熊本県と共同開発した「AIR くまモン」を国際線欧米路線(一部を除く)にて提供する。

AIR くまモン

オリジナルデザインのトレイマットも

同社の機内食「AIRシリーズ」の第13弾となる「AIRくまモン」は、2013年6月~8月に提供されたものに続き、熊本県との2度目のコラボレーション企画となる。

同品では、熊本県の人気キャラクター「くまモン」がパイロットの制服を着用した、同社オリジナルのパッケージデザインを採用。熊本市の老舗中華料理店「紅蘭亭」の葉山料理長監修のもと、同県で親しまれているご当地グルメ「太平燕(タイピーエン)」を提供する。

「太平燕」は春雨スープに野菜などの具材を入れた麺料理で、同品では緑豆100%の春雨に、鶏ガラと豚骨の絶妙なバランスで仕上げたスープを使用。揚げたまごを別添えで提供するほか、別皿で用意される焼きおにぎりを食べ終わった後のスープに入れて味わうこともできる。デザートとして、熊本県のお菓子メーカー「熊本菓房」の「くまモンカスタードケーキ」(ストロベリー味)もともに提供する。

太平燕

トレイマット

また、容器、トレイマット、リーフレット、カスタードケーキに「くまモン」をデザインしているのも特徴。くまモンの生みの親であるクリエイティブディレクター・水野学氏が同品のためだけにデザインしたものだという。トレイマットはくまモンの表情の異なる6種類を用意している。また、7月~8月の夏休み期間には、子ども用機内食に、特別にデザインされたくまモンのトレイマットを提供するという。

なお、同品が提供されるのはプレミアムエコノミー、エコノミークラスでの到着前の食事(2食目)となる。