日産自動車は22日、「フェアレディZ」の2シーターオープンモデルである「フェアレディZ ロードスター」の日本モデルの生産を、2014年9月末受注分をもって終了すると発表した。

「フェアレディZ ロードスター」

フェアレディZ ロードスターは、基準車のフルモデルチェンジから1年後となる2009年10月に追加したモデル。従来型車に対してショートホイールベース化と大幅な軽量化を行うことに加え、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載することにより、高い運動性能を実現している。同時に、オープン時には風の巻き込みが少ない快適な空間と、エアコンディショニングシートにより気持ちのよい走行が楽しめるモデルとのこと。

発売以降、2014年4月末までの国内累計で798台を販売したが、今後は基準車のさらなる進化に注力するとともに、発表が予定されている新型「フェアレディZ NISMO」を含めた、フェアレディZ全体の商品力向上を進めていくとしている。