カーベルとジャックスはこのたび、自動車販売業界初という自動車購入用プリペイドカード『ためトク10』の発行を6月1日から開始すると発表した。

『ためトク10』はジャックスが開発した国内初の貯蓄型プリペイドスキーム『ためトク☆プリペイド』をカスタマイズし、カーベルのオリジナルプリペイドカードとして設計したもの。

『ためトク10』はカーベル加盟店で申し込むことができ、自動車の購入を検討している顧客が、あらかじめ設定した金額を顧客の預金口座から毎月自動振替によりチャージすることで、同プリペイドカードに貯蓄されていくという。

また、顧客へのプレミアムサービスとして、自動振替による毎月のチャージ時に、 チャージ金額の10%相当という高還元のボーナスが付与されるとしている。

なお、同プリペイドカードは百貨店などの友の会とは異なり、引き落とし期間中でも貯まった金額をいつでも利用できる。

カーベルとジャックスは、既にオートローン業務で提携しているが、このたびのプリペイドカード発行により、「現金払い」・オートローンによる「後払い」が主流である自動車購入において、「前払い」という新たな決済手段を創造し、顧客にとって付加価値の高いサービスを提供していくとしている。

なお、同プリペイドカードはカーベルとジャックスが共同で推進することで、5年後には同カード利用による車輌購入台数1万台を目指すとしている。