日本のアニメ、マンガ、ゲームを中国人も絶賛!

3月22~23日に東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「アニメジャパン2014」。11万人が来場したという大人気のこのイベントは、当然、中国の日本アニメ好きネットユーザーたちも大注目。中国版ツイッターの「ウェイボー」では、一週間以上経っても、まだ関連ツイートが多数アップされている。

初日から「実況中継」と速報写真をアップ

多くの筋金入りアニメ好きが訪れるこのイベント。中国の旅行社もこの需要を見込み、中国からの専門ツアーが企画されるほどとなっている。中国人参加者は、22日の初日早々から会場を訪れ「実況中継」と何枚もの写真をウェイボーにアップ。

「9時に来たらすでに長蛇の列! もっと早く起きるんだった……」「今年のアニメジャパンはすごくいい! 去年の東京ゲームショウに比べてもと内容が充実している」などなど、中国のACG(アニメ、マンガ、ゲーム)好きの同志たちに向け、臨場感あふれるツイートを発信している。

こうしたイベントの参加者やメーカーなど関係者が発信するレポートは、ウェイボーでは「repo」と呼ばれている。repoは、2014年7月から放送予定の「アルドノア・ゼロ」など最新のものから、近年大人気の「銀魂」まで、あらゆる作品について発信されている。

1mに及ぶレシートは愛するグッズゆえに

中国で大人気の声優、さらに中国のマニアたちに「cos」と呼ばれているコスプレなど、様々なものが話題になっているが、ネットユーザーが最も興味を示しているのがグッズだ。「アニメジャパンのアニメイトブースでアニメグッズを買ったレシート」といって、1メートルもありそうなレシートの写真をアップする人もいて、熱狂ぶりがうかがわれる。

中でも、ウェイボー上で最も熱いやり取りがなされているのが、ガンダムのプラモデル「ガンプラ」についてだ。ガンプラは中国でも根強い人気で、マニアが多数存在する。アニメジャパン2014では新作が発表され、ウェイボーでもrepoが多数アップされている。

ネットユーザーらは「3,000円、高い!」「人民元じゃないんだから、安いだろう」「装備が増えたのに安くなっている!」「いまさらユニコーンを売るとは、”萌え”狙いなのか」などなど、マニアックな激論が交わされている。

すっかり中国のACGマニアたちの憧れイベントとなったアニメジャパン。中国のネット上でも日本同様、オタクたちにより熱い思いが語り続けられている。

※本文と写真は関係ありません