京阪電気鉄道は大津線にて、人気アニメ『中二病でも恋がしたい!』のラッピング電車の運行を開始した。運行期間は約1年間。ラッピング電車の運行に合わせ、4月26日には同アニメのメインキャラクターをデザインした特製乗車券が発売される。

『中二病でも恋がしたい!』ラッピング電車

ラッピング電車に使用されるのは600形車両1編成(2両)。『中二病でも恋がしたい!』のメインキャラクター6人やロゴマークを車両外装に全面ラッピングする。2両のうち1両はピンクを基調としたデザインで、日常の高校生活をイメージしたバージョンに。別の1両はブルーを基調にしたデザインで、登場人物の妄想世界をイメージしたバージョンになるという。内装にも外装と同様のラッピングを施す。2015年3月31日まで、石山寺~坂本間で運行する。

特製乗車券は、大津線1日フリー乗車券(大人)4枚のセットに。円形二つ折り(直径約28cm)の台紙に、作品に登場するメインキャラクター4人をそれぞれデザインした4種類の絵柄の乗車券がセットになっている。浜大津駅にて1セット2,000円で販売され、発売期間・通用期間ともに4月26日から2015年3月31日まで。3,000セット限定で、なくなり次第終了となる。

アニメ『中二病でも恋がしたい!』は、2012年10~12月に第1期が放送され、今年1月から、『中二病でも恋がしたい! 戀』のタイトルで第2期を放送。作中には京阪石山駅・穴太駅や大津線の電車など、実在の駅周辺の風景をモデルとした背景が描かれている。